Stand-up economist
2010年04月05日 公開
Class of 2011のTEです。
今日は、アメリカ人の大らかさと学問がきれいに結びついた例として、Yoram Bauman氏の”Stand-up economist” について。彼の言うところの、”Stand-up economist”とは、Stand-up comedyとeconomistを組み合わせたもの(と理解しているの)ですが、要すると経済学の内容をスタンダップ コメディ仕立てにしたものです。彼の持ちネタの一つとして、マンキューの経済学 10大原理をベースにしたものがあります。マンキューの10大原理とは、
1. 人々はトレードオフに直面している
2. あるものの費用はそれを得るために放棄したものの価値である
3. 合理的な人々は限界原理に基づいて考える
4. 人々はさまざまなインセンティブに反応する
5. 交易はすべての人々をより豊かにする
6. 通常、市場は経済活動を組織する良策である
7. 政府は市場のもたらす成果を改善できることもある
8. 一国の生活水準は、財・サービスの生産能力に依存している
9. 政府が紙幣を印刷しすぎると、物価が上昇する
10. 社会は、インフレと失業率の短期的なトレードオフに直面している
となりますが、彼にかかるとこの(↓)ようになります。
今日は、Owenのミクロ経済の教授がホストの一人として、Bauman氏の講演会があったのですが、このネタとともに、彼の専門である環境経済学についての持論(環境税の導入と既存の税軽減を通して、納税者のインセンティブと環境対策の平仄を合わせる、など)を展開するなど、剛柔織り交ぜた刺激的な1時間でした。
(下は入場料代わりに購入した、彼が共著者である"The Cartoon Introduction to Ecnomics"です。エッセンスが簡潔に纏まっていて読み易いものでした)

今日は、アメリカ人の大らかさと学問がきれいに結びついた例として、Yoram Bauman氏の”Stand-up economist” について。彼の言うところの、”Stand-up economist”とは、Stand-up comedyとeconomistを組み合わせたもの(と理解しているの)ですが、要すると経済学の内容をスタンダップ コメディ仕立てにしたものです。彼の持ちネタの一つとして、マンキューの経済学 10大原理をベースにしたものがあります。マンキューの10大原理とは、
1. 人々はトレードオフに直面している
2. あるものの費用はそれを得るために放棄したものの価値である
3. 合理的な人々は限界原理に基づいて考える
4. 人々はさまざまなインセンティブに反応する
5. 交易はすべての人々をより豊かにする
6. 通常、市場は経済活動を組織する良策である
7. 政府は市場のもたらす成果を改善できることもある
8. 一国の生活水準は、財・サービスの生産能力に依存している
9. 政府が紙幣を印刷しすぎると、物価が上昇する
10. 社会は、インフレと失業率の短期的なトレードオフに直面している
となりますが、彼にかかるとこの(↓)ようになります。
今日は、Owenのミクロ経済の教授がホストの一人として、Bauman氏の講演会があったのですが、このネタとともに、彼の専門である環境経済学についての持論(環境税の導入と既存の税軽減を通して、納税者のインセンティブと環境対策の平仄を合わせる、など)を展開するなど、剛柔織り交ぜた刺激的な1時間でした。
(下は入場料代わりに購入した、彼が共著者である"The Cartoon Introduction to Ecnomics"です。エッセンスが簡潔に纏まっていて読み易いものでした)
