車と免許を持たない人間のNashville生活
2021年12月31日 公開
初めまして、Class of 2023のHSです。
今年の8月にOwenに入学し、あっという間にModⅠ、ModⅡが終わり冬休みに入ったところです。
さて、私は渡米してからのこの半年弱、車はおろか運転免許もない状態でNashville生活を送っています。恥ずかしながら日本ですら運転免許を取得していないので……。
結果、「いくらか制限はあれど、Nashvilleは車がなくても楽しく暮らせる(※単身であれば?)」と感じていますので、今回はタイトルの通り「車も免許も持たない人間がNashvilleでどう生活しているのか」について書いていきたいと思います。
車を持つつもりの方にとっても、購入までの期間の車なし生活の参考になれば幸いです。
■交通手段
・徒歩
大学周辺に住んでいれば、基本的に日常生活は徒歩で事足ります。飲食店もたくさんありますし、ちょっとしたスーパー、CVS(薬局)なども大学徒歩圏内にあります。アメリカ生活は油断するとすぐ摂取カロリーが過剰気味になるので、徒歩生活は健康・体型維持にも役立っています。
・Uber、Lyft
徒歩以外のメインの交通手段です。イベントやパーティの会場がやや大学から遠い場合や、帰りが夜遅くなる場合などに主に利用しています。価格は常に変動するので、UberとLyftを両方確認してその時安い方を呼ぶのが常套手段です。
・Lime、Spin(電動スクーター)
道端に転がっている機体に乗り、そのまま目的地で乗り捨てできる電動スクーターのサービスです。Uberで行くほどじゃないけど徒歩だと少しきついな、という距離の移動に重宝します。
自然も多いNashvilleの街をスクーターで駆けるのは中々爽やかで気持ちも良く、来たばかりのころはよくこちらで家探しや口座開設など生活セットアップのために駆け回っていました。
・バス
ナッシュビルを走るバス(MTA)は、Vanderbiltの学生証を提示すると無料で乗ることができます。ルートやタイミングがあえば助かる交通機関です。
■食料品の買い物
・Amazon fresh (ネットスーパー)
Amazon Prime会員向けの生鮮食品配送サービスです。重たい荷物を運ぶ必要もなく大変便利で、基本的に食料はこちらで調達しています。$35以上の買い物で配送料がタダになります。
ただし、アジア系の食材はほとんど取り扱われていないため、日本食については日本人同期や先輩がアジアンスーパー(少し大学から遠い)に行くときにたまに同乗させてもらってまとめ買いしています。本当に感謝です。
・Drizly (酒類デリバリー)
お酒の配送をしてくれるアプリです。Amazon freshではアルコールが取り扱われていないので、お酒はこちらで購入しています。近隣の店舗で取り扱われているお酒であれば1時間ほどでデリバリーしてくれます(受け取り時にIDで年齢確認必須)。店舗間の最安値も比較できたりと、車を持っている方であってもお酒好きには便利なアプリだと思います!
■免許の代わりになる身分証 (State ID)
アメリカ(テネシー州?)では、アルコールを購入する際やレストランでアルコールを注文する際に必ずIDの提示を求められます。
IDは普通であれば運転免許証になりますが、免許証を持っていない人の強い味方が「State ID」です。これがないとお酒を飲むたびにパスポートを持ち歩く羽目になります。
State IDは簡単に言うと「免許証とほぼ同じ効力(とデザイン)の身分証だが、車の運転はできない」といったもので、DMV(運転免許センター)で簡単に発行することができます。
免許を発行する場合はテストがあるので郊外の大きいDMVに行く必要がありますが、State IDはダウンタウンのDMVでいくつか書類さえ提出すればすぐに取得できます。私の場合所要時間30分ほどでした。
ということで、車なしでもそれなりに生活できるのが、コンパクトな都会であるNashvilleの利点の一つだと思います。もちろん他人の車に頼らざるを得ない場面もありますし、免許もないとなると小旅行の際などに運転戦力外なのが心苦しいですが、運転以外で貢献できる場面を探しつつ周囲の優しさに感謝して生活しています。授業後に「車ないんだっけ?送ろうか?」とクラスメイトが声をかけてくれたりと、車がないことで余計にOwenの暖かい校風も染み入ります。
受験生の皆様はRound2に向けて出願準備が佳境に入っている時期かと思います。在校生一同全力でサポートさせていただきますので、何かありましたらいつでもお気軽にご連絡ください!
Vanderbilt MBA 在学生による非公式サイト
https://owenjbc.wixsite.com/vanderbilt-mba-japan
今年の8月にOwenに入学し、あっという間にModⅠ、ModⅡが終わり冬休みに入ったところです。
さて、私は渡米してからのこの半年弱、車はおろか運転免許もない状態でNashville生活を送っています。恥ずかしながら日本ですら運転免許を取得していないので……。
結果、「いくらか制限はあれど、Nashvilleは車がなくても楽しく暮らせる(※単身であれば?)」と感じていますので、今回はタイトルの通り「車も免許も持たない人間がNashvilleでどう生活しているのか」について書いていきたいと思います。
車を持つつもりの方にとっても、購入までの期間の車なし生活の参考になれば幸いです。
■交通手段
・徒歩
大学周辺に住んでいれば、基本的に日常生活は徒歩で事足ります。飲食店もたくさんありますし、ちょっとしたスーパー、CVS(薬局)なども大学徒歩圏内にあります。アメリカ生活は油断するとすぐ摂取カロリーが過剰気味になるので、徒歩生活は健康・体型維持にも役立っています。
・Uber、Lyft
徒歩以外のメインの交通手段です。イベントやパーティの会場がやや大学から遠い場合や、帰りが夜遅くなる場合などに主に利用しています。価格は常に変動するので、UberとLyftを両方確認してその時安い方を呼ぶのが常套手段です。
・Lime、Spin(電動スクーター)
道端に転がっている機体に乗り、そのまま目的地で乗り捨てできる電動スクーターのサービスです。Uberで行くほどじゃないけど徒歩だと少しきついな、という距離の移動に重宝します。
自然も多いNashvilleの街をスクーターで駆けるのは中々爽やかで気持ちも良く、来たばかりのころはよくこちらで家探しや口座開設など生活セットアップのために駆け回っていました。
・バス
ナッシュビルを走るバス(MTA)は、Vanderbiltの学生証を提示すると無料で乗ることができます。ルートやタイミングがあえば助かる交通機関です。
■食料品の買い物
・Amazon fresh (ネットスーパー)
Amazon Prime会員向けの生鮮食品配送サービスです。重たい荷物を運ぶ必要もなく大変便利で、基本的に食料はこちらで調達しています。$35以上の買い物で配送料がタダになります。
ただし、アジア系の食材はほとんど取り扱われていないため、日本食については日本人同期や先輩がアジアンスーパー(少し大学から遠い)に行くときにたまに同乗させてもらってまとめ買いしています。本当に感謝です。
・Drizly (酒類デリバリー)
お酒の配送をしてくれるアプリです。Amazon freshではアルコールが取り扱われていないので、お酒はこちらで購入しています。近隣の店舗で取り扱われているお酒であれば1時間ほどでデリバリーしてくれます(受け取り時にIDで年齢確認必須)。店舗間の最安値も比較できたりと、車を持っている方であってもお酒好きには便利なアプリだと思います!
■免許の代わりになる身分証 (State ID)
アメリカ(テネシー州?)では、アルコールを購入する際やレストランでアルコールを注文する際に必ずIDの提示を求められます。
IDは普通であれば運転免許証になりますが、免許証を持っていない人の強い味方が「State ID」です。これがないとお酒を飲むたびにパスポートを持ち歩く羽目になります。
State IDは簡単に言うと「免許証とほぼ同じ効力(とデザイン)の身分証だが、車の運転はできない」といったもので、DMV(運転免許センター)で簡単に発行することができます。
免許を発行する場合はテストがあるので郊外の大きいDMVに行く必要がありますが、State IDはダウンタウンのDMVでいくつか書類さえ提出すればすぐに取得できます。私の場合所要時間30分ほどでした。
ということで、車なしでもそれなりに生活できるのが、コンパクトな都会であるNashvilleの利点の一つだと思います。もちろん他人の車に頼らざるを得ない場面もありますし、免許もないとなると小旅行の際などに運転戦力外なのが心苦しいですが、運転以外で貢献できる場面を探しつつ周囲の優しさに感謝して生活しています。授業後に「車ないんだっけ?送ろうか?」とクラスメイトが声をかけてくれたりと、車がないことで余計にOwenの暖かい校風も染み入ります。
受験生の皆様はRound2に向けて出願準備が佳境に入っている時期かと思います。在校生一同全力でサポートさせていただきますので、何かありましたらいつでもお気軽にご連絡ください!
Vanderbilt MBA 在学生による非公式サイト
https://owenjbc.wixsite.com/vanderbilt-mba-japan