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いざ、Machine Learningの世界へ!

皆さん、こんにちは。Class of 2022のRSです。

こちらアメリカはThanksgiving Dayを迎え、少しずつ年末に向けて、社会全体がスローダウンを始めました。私の留学生活も残り半年となり、まさしく「光陰矢の如し」という言葉の意味を、肌身を持って感じています!さて、本日は、今季から始まったMachine Learningの授業 についてお話させていただきたいと思います。

Owenに来る前、正確にはMBA受験時、「AIやMachine Learningの金融での応用例を学びたいなー」と淡く思っていた私がいました。しかし、その後の受験のプロセス、また入学後の忙しさ、インターンなどで、そんな思いはどこ吹く風、吹っ飛んでしまっていました。ただ何度か、昨年1年間で、OwenではTechの学びは厳しいかな(Owenの改善点)と思うことはありました。
しかし、偶然にも、今期よりOwenにMachine Learningの授業が設置されることになりました。(時代の潮流を読んだのでしょうか。)しかも、教授は昨年Corporate Valuationでとてもお世話になった教授、個人的には、OwenのNo.1 Professorと思っている方が担当するということがわかり、Tech経験ゼロの私ですが、挑戦しようと思い受講を決めました。

実際受講してみると、目からうろこ、新たな学びの宝庫でした。長年、「最近金融界隈でよく聞くなー。学びたいけど、なにから始めればいいのかわからないなー。さらに、そもそもその存在自体も不明だなー。」と思っていた、Pythonをゼロから学ぶことができています。また、ただPythonを学ぶだけでなく、多くの実社会での応用例を、実際の例を通して学ぶことができています。

さらに、やはりという感じですが、担当教授が最高でした。学期の折り返し時に、我々学生からの「もっと集中的にPythonを学ぶ形式に変更してほしい(従前は、ケース半分Python講義半分という形式)」という声をくみ取り、学期途中にも関わらず、Python重視のクラス体系に、急遽の変更を行っていただけました。これはやはり生徒と教授との距離が近い、Owenの少人数制MBAの利点であると思います。余談ですが、この形式変更、実は私が教授のOffice Hourの際に「もっとPythonを勉強したい」と訴えたところ、「ほかのMBA生からも同様の声を聴いているので、クラスに全体に諮ってみようという」と教授が言ったことがきっかけとなり始まりました。(Close-knitなCultureの良い一例かと思います。)

今期はゴリゴリとPythonを基礎から勉強していますが、来期はこの教授の下、Pythonを使ったCorporate Valuationモデルの構築、具体的には日本企業のDCFとMultiple法での価値算定の自動化を、Individual Projectで取り組もうと思っています。投資銀行やコンサル等で主にエクセルを使い、現在、数十時間以上かけている(私も以前はこの業界にいたので、長時間労働で涙をのんだ経験があります。)Corporate ValuationのモデリングをPythonと一部のMachine Learning技術を使い、数分で終わらせようという、少し野心的な取り組みですが、自身の修士号の集大成として取り組みたいと思っています。

本日は少し具体的な授業の内容に踏み込みましたが、Owenの少人数制の良さをご理解いただく良い機会になったのではないかと思います。受験生の皆さんは、いよいよ受験佳境になると思いますが、体調には十分に気をつけて、最後まであきらめず頑張ってください。引き続き、何かMBAの質問等があれば、いつでも本ブログ経由でお伺いください!


Vanderbilt MBA 在学生による非公式サイト
https://owenjbc.wixsite.com/vanderbilt-mba-japan
vandyowen
Posted byvandyowen

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