知って得する！？金融関連の無料サービス
2021年01月31日 公開
こんにちは、Class of 2021のTIです。
早いもので2021年となり、残りの学生生活も4か月を切るという状況となりました。私はConcentrationsとしてFinanceを、SpecializationsとしてCorporate FinanceとInvestment Managementをとる予定ですが、今回はOwenが在校生に提供している金融系のサービスについて簡単にご紹介したいと思います。
①The Wall Street Journal および The New York Timesの無料購読
Vanderbiltの学生用メールアドレスで登録を行うと、この二つの情報誌を無料で読むことができます。どちらも専用のアプリがあるので、スマートフォンでいつでもニュースのチェックを行うことができます。デジタル版の新聞も閲覧可能なので非常に重宝しています。なお、紙のほうが良いという方は図書館に行けば読むことができます。
②Bloomberg
金融系の業務に携わる方であればBloombergに精通している方も多いのではないでしょうか。こちらも学生向けに無料提供がされています。図書館に8台ほどBloomberg対応のパソコン端末があるのでそこで使用することもできますし、自宅からの場合は学校のパソコンにリモートログインをすることで使用することができます。意外かもしれませんが、実際の授業で使用する機会はほとんどないです。しかし、個人で色々と調べ物をしたり、マーケットデータを取得することができるので、過去に使用したことがある方にとってはうれしいサービスではないでしょうか。一応、Financial Institutionsというクラスの最終課題がBloombergで情報を取得したうえでレポートを書くというものなので、Bloomberg端末に興味がある方は受講してみても良いかもしれません。
③Eikon&Datastream
こちらは Thomson Reuters社が提供しているサービスになります。Bloombergと同じく、図書館のパソコンもしくはそこへのリモートログインをすることによって使用することができます。Eikonの良いところは金融各社のアナリストレポートが読めるという点にあります。アナリストレポートを参考にしつつ、企業のバリュエーションを行うクラスがAdvanced Corporate Valuationになります。DatastreamはBloombergと同じように株価の時系列データなどを取得する際に便利なサービスです。私はこのDatastreamを以前に使用したことはなかったのですが、個人的な感想としてはユーザーフレンドリーな設計となっており、Bloombergよりもより簡単にデータが取得できる印象です（Bloombergは個別のBloomberg関数などの使用方法をいちいちマスターする必要があるため、学習コストが高いイメージがあります）。Datastreamを使用する授業としてはApplied Investment Managementというクラスがありますので、興味があれば受講を検討してみてください。
④S&P Capital IQ
こちらはS&P Global社が提供しているサービスで、主に企業の決算情報（財務諸表など）や企業情報（各種指標含む）など、企業価値評価に必要な情報が取得できます。このサービスの良いところは、Vanderbiltのメールアドレスを使ってアカウントを作成すれば、学校のパソコンを経由せず、自宅のパソコンから自由にログインできるという点です。アメリカでは財務諸表の項目が各社でバラバラなことが普通ですが、S&P Global社がある程度のカテゴリー分けをしてデータを分類してくれているので、EBITなどの算出がしやすくなっております。こちらも私はマーケットサイド出身であるため使用したことがありませんでしたが、Advanced Corporate Valuationというクラスでフル活用したので、今や個人的にも使用しています。データ取得方法も小難しい専用の関数などは一切使わず、サイト上で条件を指定するだけで必要な情報が取れるため非常に使い勝手が良くなっております。
上記のサービスはどのMBAスクールに行っても提供されているサービスなのかもしれませんが、実際にこれらのサービスに触れることなく卒業される方も多くいらっしゃるかと思うので、今回記事にさせていただきました。もしご自身で気になるサービスがありましたら、関連授業の受講を検討してみても良いかもしれません。授業内容の詳細は以下の日本人による非公式サイトに載せてありますので、是非合わせてご確認ください。受験生の方は最後の大詰めを迎えているかと思います。体調管理には気を付けつつ、焦らず最後まで頑張ってください。その先に最高の留学生活が待っています！
Vanderbilt MBA 在学生による非公式サイト
https://owenjbc.wixsite.com/vanderbilt-mba-japan
早いもので2021年となり、残りの学生生活も4か月を切るという状況となりました。私はConcentrationsとしてFinanceを、SpecializationsとしてCorporate FinanceとInvestment Managementをとる予定ですが、今回はOwenが在校生に提供している金融系のサービスについて簡単にご紹介したいと思います。
①The Wall Street Journal および The New York Timesの無料購読
Vanderbiltの学生用メールアドレスで登録を行うと、この二つの情報誌を無料で読むことができます。どちらも専用のアプリがあるので、スマートフォンでいつでもニュースのチェックを行うことができます。デジタル版の新聞も閲覧可能なので非常に重宝しています。なお、紙のほうが良いという方は図書館に行けば読むことができます。
②Bloomberg
金融系の業務に携わる方であればBloombergに精通している方も多いのではないでしょうか。こちらも学生向けに無料提供がされています。図書館に8台ほどBloomberg対応のパソコン端末があるのでそこで使用することもできますし、自宅からの場合は学校のパソコンにリモートログインをすることで使用することができます。意外かもしれませんが、実際の授業で使用する機会はほとんどないです。しかし、個人で色々と調べ物をしたり、マーケットデータを取得することができるので、過去に使用したことがある方にとってはうれしいサービスではないでしょうか。一応、Financial Institutionsというクラスの最終課題がBloombergで情報を取得したうえでレポートを書くというものなので、Bloomberg端末に興味がある方は受講してみても良いかもしれません。
③Eikon&Datastream
こちらは Thomson Reuters社が提供しているサービスになります。Bloombergと同じく、図書館のパソコンもしくはそこへのリモートログインをすることによって使用することができます。Eikonの良いところは金融各社のアナリストレポートが読めるという点にあります。アナリストレポートを参考にしつつ、企業のバリュエーションを行うクラスがAdvanced Corporate Valuationになります。DatastreamはBloombergと同じように株価の時系列データなどを取得する際に便利なサービスです。私はこのDatastreamを以前に使用したことはなかったのですが、個人的な感想としてはユーザーフレンドリーな設計となっており、Bloombergよりもより簡単にデータが取得できる印象です（Bloombergは個別のBloomberg関数などの使用方法をいちいちマスターする必要があるため、学習コストが高いイメージがあります）。Datastreamを使用する授業としてはApplied Investment Managementというクラスがありますので、興味があれば受講を検討してみてください。
④S&P Capital IQ
こちらはS&P Global社が提供しているサービスで、主に企業の決算情報（財務諸表など）や企業情報（各種指標含む）など、企業価値評価に必要な情報が取得できます。このサービスの良いところは、Vanderbiltのメールアドレスを使ってアカウントを作成すれば、学校のパソコンを経由せず、自宅のパソコンから自由にログインできるという点です。アメリカでは財務諸表の項目が各社でバラバラなことが普通ですが、S&P Global社がある程度のカテゴリー分けをしてデータを分類してくれているので、EBITなどの算出がしやすくなっております。こちらも私はマーケットサイド出身であるため使用したことがありませんでしたが、Advanced Corporate Valuationというクラスでフル活用したので、今や個人的にも使用しています。データ取得方法も小難しい専用の関数などは一切使わず、サイト上で条件を指定するだけで必要な情報が取れるため非常に使い勝手が良くなっております。
上記のサービスはどのMBAスクールに行っても提供されているサービスなのかもしれませんが、実際にこれらのサービスに触れることなく卒業される方も多くいらっしゃるかと思うので、今回記事にさせていただきました。もしご自身で気になるサービスがありましたら、関連授業の受講を検討してみても良いかもしれません。授業内容の詳細は以下の日本人による非公式サイトに載せてありますので、是非合わせてご確認ください。受験生の方は最後の大詰めを迎えているかと思います。体調管理には気を付けつつ、焦らず最後まで頑張ってください。その先に最高の留学生活が待っています！
Vanderbilt MBA 在学生による非公式サイト
https://owenjbc.wixsite.com/vanderbilt-mba-japan