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Mexico Immersion Trek を通して

Class of 2020 YKです。Mod1とMod2の間の1週間の秋休みを利用して、Mexico Immersion Trekに参加してきたので、その経験に触れさせていただきます。

メキシコという国は1年生の時から興味を持っていた国でした。メキシコは、ビジネスという観点では、アメリカの最大の貿易相手国でありながら、不法移民など政治的問題を抱えており、また文化的な観点では、Tex-Mexなどのメキシコ風アメリカ料理に代表されるように、特にメキシコの食文化がアメリカでも根付いており、実際に現地に赴ける今回のTrekは私にはうってつけの機会でした。

1週間の滞在中に、現地のスタートアップ6社とアメリカの大手企業メキシコ支社(通信、IT、製造など)5社を回り、Owenのアルムナイネットワークを介して、各社の役員の方々から事業戦略やマーケティングについて学べたことは、とても興味深かったです。特にレクチャーの中で印象に残っているのでは、メキシコの国民性として、連帯感が強い傾向があり、ビジネスを成功させるために、ローカルの人脈が大きい役割を果たしているという内容でした。そのため、アメリカ企業がメキシコでビジネスを展開するにあたって、顧客に企業に対する親和性を持ってもらうために、地元企業と連携することが多々ある、と聞きました。最近授業で学んだケースの中で、アメリカ企業が中国に進出する際に、同様の手法を取ることがあるとの言及があり、国民性がビジネスに与える影響を再認識しました。

今回のTrekはビジネスだけではなく、文化的な側面にも十分に触れられるように配慮されたスケジュールとなっており、Teotihuacanと呼ばれる「世界最大の登れるピラミッド」に向かったり、現地の様々な種類のタコスやテキーラに舌鼓を打ったりと、毎日が驚きと発見の連続でした。

OwenではこのようなTrekが学生主体で企画運営されており、今回の場合はLatin Business Associationというラテン系の学生で運営される組織が今回の企画をリードしてくれました。この他にも過去にはJapan, China, Israelなど、様々な国に訪れる機会が学生に提供されており、ただ個人で旅をするだけでは得られない大きな学びを得ることができます。

Vanderbilt MBA ​在学生による非公式サイト
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Posted byvandyowen

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