卒業を控えて
2019年04月27日 公開
こんにちは。Class of 2019のAiです。
今週で最後の授業を終え、最終試験を残すのみとなりました。今回の記事では、2年間のMBA留学を振り返ってみたいと思います。
まず、フレキシブルに授業を選択できるOwenのMOD制のおかげで、志望していたFinanceの専門知識を深めるとともに、これを軸に戦略論、人事戦略、オペレーションなど幅広く学ぶことができました。自分の得意分野を深化するとともに、広く学ぶことができたのは、短期的、長期的視点から、卒業後のキャリアに多いに役立つものと考えています。2年という短期間で、基本知識・フレームワークを学び、多くの実企業のケースに触れ、濃密なプレゼン、ディスカッションを通して体得するというプロセスは、MBAならではであり、改めて効率的かつ実践的な学びの場であった、と痛感しています。身近にいつでもサポートをしてくれるOwenの教授陣にもとても感謝しています。
また、MBAといえば、チームワークが基本であり、チームビルディングがとても重要となりますが、いろんなチームメートを通して、リーダーシップスタイルや学生の出身国のお国柄を感じるのも面白く、チームメートから学ぶべき点も多くありました。時に思いもよらないアクシデントやメンバー間の衝突にも遭遇しましたが、日本では体験できない、ダイバーシティの中でのチームワークの重要性を体感しました。そのような中で、期限内で最大効果を得るには、自分がどのように行動すべきか、自分の立ち位置も念頭において臨むことができた点も有益でした。授業外でも、Japan Business Clubのボードメンバーとして、特に2年目はアメリカ人メンバーとの議論を通して、日本人だけでは思いつかないような発想、意見に刺激を受けながら、新しいイベントを企画・開催することができたのも楽しく、非常に良い経験でした。
アメリカを知るという観点からは、子供の学校生活を通しても多くの気づきがありました。例えば、ルールを守る、課題に取り組むなどを達成してごほうびがもらえる制度、ごぼうびとしてのPajama PartyやPancake Party、自分の好きなものをクラスの前で説明するShow&tell、仮装パレードやTeacher Appreciation Dayなど、アメリカ特有のイベントを体験し、日本との文化や考え方の違いを感じ、多くの学ぶべき点を知りました。全く英語が話せない状態から、ローカルの学校に2年間通った子供も、今となっては多くの友達に囲まれ、学校に楽しく通っています。英語の習得以上に、さまざまな人種に囲まれた学習環境は子供の柔軟性を養い、幅広い視野を培うことができる、とても貴重な経験であったと思います。
さらには、住環境という観点から、ナッシュビルは家族で安全・安心して過ごせる場所で、留学先としては非常に満足のいくものでした。ダウンタウンがある一方で、大きな公園も多く、1時間ほど車で走れば、川遊びやキャンプができる国立・州立公園が点在しています。お友達家族と近郊でキャンプをしたり、長期休みには足を伸ばしてロードトリップをしたり、家族で安全に充実した生活を送ることができました。
このように、MBA留学では刺激的で、非常に内容の濃い2年間を過ごすことができましたが、その中でも、学校内外の活動を通して築くことができた交友関係は、日本にいては決して得られるものではなく、私にとってもかけがえのない財産になるだろうと感じています。
■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html
今週で最後の授業を終え、最終試験を残すのみとなりました。今回の記事では、2年間のMBA留学を振り返ってみたいと思います。
まず、フレキシブルに授業を選択できるOwenのMOD制のおかげで、志望していたFinanceの専門知識を深めるとともに、これを軸に戦略論、人事戦略、オペレーションなど幅広く学ぶことができました。自分の得意分野を深化するとともに、広く学ぶことができたのは、短期的、長期的視点から、卒業後のキャリアに多いに役立つものと考えています。2年という短期間で、基本知識・フレームワークを学び、多くの実企業のケースに触れ、濃密なプレゼン、ディスカッションを通して体得するというプロセスは、MBAならではであり、改めて効率的かつ実践的な学びの場であった、と痛感しています。身近にいつでもサポートをしてくれるOwenの教授陣にもとても感謝しています。
また、MBAといえば、チームワークが基本であり、チームビルディングがとても重要となりますが、いろんなチームメートを通して、リーダーシップスタイルや学生の出身国のお国柄を感じるのも面白く、チームメートから学ぶべき点も多くありました。時に思いもよらないアクシデントやメンバー間の衝突にも遭遇しましたが、日本では体験できない、ダイバーシティの中でのチームワークの重要性を体感しました。そのような中で、期限内で最大効果を得るには、自分がどのように行動すべきか、自分の立ち位置も念頭において臨むことができた点も有益でした。授業外でも、Japan Business Clubのボードメンバーとして、特に2年目はアメリカ人メンバーとの議論を通して、日本人だけでは思いつかないような発想、意見に刺激を受けながら、新しいイベントを企画・開催することができたのも楽しく、非常に良い経験でした。
アメリカを知るという観点からは、子供の学校生活を通しても多くの気づきがありました。例えば、ルールを守る、課題に取り組むなどを達成してごほうびがもらえる制度、ごぼうびとしてのPajama PartyやPancake Party、自分の好きなものをクラスの前で説明するShow&tell、仮装パレードやTeacher Appreciation Dayなど、アメリカ特有のイベントを体験し、日本との文化や考え方の違いを感じ、多くの学ぶべき点を知りました。全く英語が話せない状態から、ローカルの学校に2年間通った子供も、今となっては多くの友達に囲まれ、学校に楽しく通っています。英語の習得以上に、さまざまな人種に囲まれた学習環境は子供の柔軟性を養い、幅広い視野を培うことができる、とても貴重な経験であったと思います。
さらには、住環境という観点から、ナッシュビルは家族で安全・安心して過ごせる場所で、留学先としては非常に満足のいくものでした。ダウンタウンがある一方で、大きな公園も多く、1時間ほど車で走れば、川遊びやキャンプができる国立・州立公園が点在しています。お友達家族と近郊でキャンプをしたり、長期休みには足を伸ばしてロードトリップをしたり、家族で安全に充実した生活を送ることができました。
このように、MBA留学では刺激的で、非常に内容の濃い2年間を過ごすことができましたが、その中でも、学校内外の活動を通して築くことができた交友関係は、日本にいては決して得られるものではなく、私にとってもかけがえのない財産になるだろうと感じています。
■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html