Owen×ヘルスケア
2019年01月16日 公開
Class of 2020のYKです。今回のブログでは、なぜナッシュビルや大学がヘルスケアとよく関連づけられるのかという点について、授業で学んだ経験を含めて私の理解を少し記載させて頂きます。
Vanderbilt大学はメディカルセンターに代表されるように、ヘルスケアの領域で知名度の高い大学で、Owenのカリキュラムでもヘルスケア×マネジメントの切り口でヘルスケア産業を理解できる授業内容が充実しています。Owenの卒業生のヘルスケア領域への就職割合が16%を越えており、アメリカMBA上位校の中でも最高水準にあることからも、大学とヘルスケアの親和性が伺えます。
1960年代に世界最大の病院企業であるHospital Corporation of America (HCA) がナッシュビルを本拠地に選んだことに始まり、その後相次いて民間営利病院がナッシュビルに本社を置き、Vanderbilt大学も1970年代にメディカルセンターを開設しました。それからの医療機関の発展は目覚ましく、現在では大学病院周辺にCentennial, TriStar, Saint Thomas など民間病院が乱立しています。ちょうど日本で、東京大学病院を中心に文京区の小石川に医療系企業が集中しているのと同じように、ナッシュビルでもHCAや大学から派生した企業、またはヘルスケア系のスタートアップ会社も含めて、500を超えるヘルスケア関連企業が籍を置いています。
ナッシュビルは、そういったアメリカ有数のヘルスケア産業が栄えている都市ですので、一年を通してヘルスケアスタートアップ企業のCEOから成長戦略を聴講したり、逆に学生がコンサルティングを行ったり、また、HCA、大学のメディカルセンターの医師の方々の問題意識やビジネスマインドを知ったりする機会が豊富に用意されています。昨年の夏に私が受講したHealth Care Immersionという1週間のIntensiveプログラムでは、R. Lawrence Van Horn教授の強固なコネクションで招聘される約30名のスタートアップCEO、医師、保険会社役員、NPOなどから、アメリカのヘルスケアを全方位の切り口で話を聞くことができました。加えて、実際にVanderbilt大学のメディカルセンターに入り、手術の立会いでドクターの手技を間近で見学し、夜間緊急外来で看護師の方とともに病室を駆け回る機会もありました。私はヘルスケアのバックグラウンドを持っており、アメリカと日本の医療制度や医療の現場の違いに興味を持っていたこともあり、ここでしかできない非常に貴重な経験ができたと思います。こうしたハンズオンのプログラム以外にもHealthcare concentrationを構成する面白いヘルスケアの授業が多くあります。他のヘルスケアプログラムに関しては、機会を改めてブログにあげさせて頂きたいと思います。
■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html
Vanderbilt大学はメディカルセンターに代表されるように、ヘルスケアの領域で知名度の高い大学で、Owenのカリキュラムでもヘルスケア×マネジメントの切り口でヘルスケア産業を理解できる授業内容が充実しています。Owenの卒業生のヘルスケア領域への就職割合が16%を越えており、アメリカMBA上位校の中でも最高水準にあることからも、大学とヘルスケアの親和性が伺えます。
1960年代に世界最大の病院企業であるHospital Corporation of America (HCA) がナッシュビルを本拠地に選んだことに始まり、その後相次いて民間営利病院がナッシュビルに本社を置き、Vanderbilt大学も1970年代にメディカルセンターを開設しました。それからの医療機関の発展は目覚ましく、現在では大学病院周辺にCentennial, TriStar, Saint Thomas など民間病院が乱立しています。ちょうど日本で、東京大学病院を中心に文京区の小石川に医療系企業が集中しているのと同じように、ナッシュビルでもHCAや大学から派生した企業、またはヘルスケア系のスタートアップ会社も含めて、500を超えるヘルスケア関連企業が籍を置いています。
ナッシュビルは、そういったアメリカ有数のヘルスケア産業が栄えている都市ですので、一年を通してヘルスケアスタートアップ企業のCEOから成長戦略を聴講したり、逆に学生がコンサルティングを行ったり、また、HCA、大学のメディカルセンターの医師の方々の問題意識やビジネスマインドを知ったりする機会が豊富に用意されています。昨年の夏に私が受講したHealth Care Immersionという1週間のIntensiveプログラムでは、R. Lawrence Van Horn教授の強固なコネクションで招聘される約30名のスタートアップCEO、医師、保険会社役員、NPOなどから、アメリカのヘルスケアを全方位の切り口で話を聞くことができました。加えて、実際にVanderbilt大学のメディカルセンターに入り、手術の立会いでドクターの手技を間近で見学し、夜間緊急外来で看護師の方とともに病室を駆け回る機会もありました。私はヘルスケアのバックグラウンドを持っており、アメリカと日本の医療制度や医療の現場の違いに興味を持っていたこともあり、ここでしかできない非常に貴重な経験ができたと思います。こうしたハンズオンのプログラム以外にもHealthcare concentrationを構成する面白いヘルスケアの授業が多くあります。他のヘルスケアプログラムに関しては、機会を改めてブログにあげさせて頂きたいと思います。
■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html