Road Tripについて
2017年12月29日 公開
こんにちは。Class of 2018のTakuです。
日本にいた際は、年の瀬は非常に慌ただしい時期でしたが、我々MBAの学生は、現在冬休みの真っ最中でリラックスムードです。会社の同僚に知られれば怒られそうですが、MBAは、日本の会社員では考えられないほどの長期休暇があります。他大学も似たようなものですが、Owenの場合、Mod1、2の間、Mod3、4の間はそれぞれ1週間、冬休みは1か月弱、そして夏休みは3か月もあります。恐らく定年退職するまでこのような長期休暇を取れることはないでしょうから、日々そのありがたみを噛み締めながら過ごしております。
休暇の過ごし方は人それぞれですが、やはり旅行は外せません。その中でも、今回は自動車でのロードトリップについてご紹介させて頂ければと存じます。Nashvilleは一般的に南部に区分されますが、地図上ではアメリカの中央やや東寄りに位置しており、様々な場所へのアクセスが良いことで知られております。以下に、Nashvilleに住んでいる人々が自動車でよく行くエリアを記載いたします。()内はNashvilleからの自動車での目安時間です。
・ マンモスケーブ国立公園(1.5時間)・・・世界で最も長い洞窟群。鍾乳洞で有名。世界遺産!
・ チャタヌーガ(2時間)・・・テネシー南東部の風光明媚な観光都市
・ メンフィス(3時間)・・・ブルースの街。プレスリーが住み、キング牧師が暗殺されたことでも有名
・ アトランタ(4時間)・・・いわゆるディープサウスの最大都市。水族館やコカ・コーラミュージアム等が有名
・ グレートスモーキーマウンテン国立公園(4時間)・・・アメリカで最も観光客の多い国立公園で、グランドキャニオンの何と2倍!
・ シカゴ(8時間)・・・アメリカ第三の都市。美味しい日本食を頂けるのが個人的には嬉しい
・ ニューオリンズ(8時間)・・・ジャズ発祥の地。カキも美味しくて有名
・ オーランド(10時間)・・・ディズニーワールドリゾート、ユニバーサルスタジオ等で有名
・ ワシントンD.C.(10時間)・・・ご存知アメリカの首都。博物館等が充実
10時間の運転等とても無理だと思われたかもしれませんが、アメリカでは割と普通のことです。そして、日本人でも直ぐに慣れます。アメリカのハイウェイは、日本よりも直線的であることが多いので、運転は比較的楽です。車線、ハンドルの左右の違いはあっという間に慣れますし、人々の運転マナーも日本と同じくらい良いという印象を持っています。渋滞は日本よりよっぽど少ないです。また、何より非常に安く旅行ができるというメリットがあります。基本的にハイウェイは無料で、ガソリン代も日本と比較すると約半分です(2017年12月現在)。
ロードトリップの良い点は、アメリカの自然や文化の地域毎の違いを感じられることでしょうか。学生の時に地理が大好きだったのですが、「このあたりから北はコーンベルトで、南はコットンベルト」、「これがセンターピボット農場か」、「これがアメリカの近代化を資源面で助けたアパラチア山脈か」等と風景を見ながら運転していると、飽きることがありません。冬場に北から南にドライブすれば、一年間の植生の変化を一日で体験することもできます。また、地域によって町の雰囲気も全く異なりますし、気候の影響で家屋の形が全く違うことにも気づきます。アメリカというのは、大きく特徴が異なる州の集まり(合衆国)だということがよく感じられます。一方で、大企業の驚くほど統一化されたフォーマットの店舗がどこの都市にもあり、ある部分では非常に均質化された文化を共有していることもよく分かります。また、「アメリカは一部の大都市以外は全て田舎である」などとよく言われますが、車で移動していると、その田舎での生活がどのようなものであるかもよく分かってきます。これは飛行機での旅行ではあまり経験できないことではないでしょうか。
ロードトリップは、アメリカ社会を日常的な目線から学ぶ良い機会だと思います。こうした経験が将来の仕事に使えるのではないかと思っております。が、そうでなくて単純にレジャー、家族サービスとしてもお勧めの経験です。私は夏に1か月ほどかけて、グランドサークル、西海岸まで自動車で旅行しましたが、一生の思い出です。受験生の皆さんも大変な時期かと思いますが、MBA入学後はこのような楽しいことも色々待っておりますので、是非頑張ってください。
■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html
日本にいた際は、年の瀬は非常に慌ただしい時期でしたが、我々MBAの学生は、現在冬休みの真っ最中でリラックスムードです。会社の同僚に知られれば怒られそうですが、MBAは、日本の会社員では考えられないほどの長期休暇があります。他大学も似たようなものですが、Owenの場合、Mod1、2の間、Mod3、4の間はそれぞれ1週間、冬休みは1か月弱、そして夏休みは3か月もあります。恐らく定年退職するまでこのような長期休暇を取れることはないでしょうから、日々そのありがたみを噛み締めながら過ごしております。
休暇の過ごし方は人それぞれですが、やはり旅行は外せません。その中でも、今回は自動車でのロードトリップについてご紹介させて頂ければと存じます。Nashvilleは一般的に南部に区分されますが、地図上ではアメリカの中央やや東寄りに位置しており、様々な場所へのアクセスが良いことで知られております。以下に、Nashvilleに住んでいる人々が自動車でよく行くエリアを記載いたします。()内はNashvilleからの自動車での目安時間です。
・ マンモスケーブ国立公園(1.5時間)・・・世界で最も長い洞窟群。鍾乳洞で有名。世界遺産!
・ チャタヌーガ(2時間)・・・テネシー南東部の風光明媚な観光都市
・ メンフィス(3時間)・・・ブルースの街。プレスリーが住み、キング牧師が暗殺されたことでも有名
・ アトランタ(4時間)・・・いわゆるディープサウスの最大都市。水族館やコカ・コーラミュージアム等が有名
・ グレートスモーキーマウンテン国立公園(4時間)・・・アメリカで最も観光客の多い国立公園で、グランドキャニオンの何と2倍!
・ シカゴ(8時間)・・・アメリカ第三の都市。美味しい日本食を頂けるのが個人的には嬉しい
・ ニューオリンズ(8時間)・・・ジャズ発祥の地。カキも美味しくて有名
・ オーランド(10時間)・・・ディズニーワールドリゾート、ユニバーサルスタジオ等で有名
・ ワシントンD.C.(10時間)・・・ご存知アメリカの首都。博物館等が充実
10時間の運転等とても無理だと思われたかもしれませんが、アメリカでは割と普通のことです。そして、日本人でも直ぐに慣れます。アメリカのハイウェイは、日本よりも直線的であることが多いので、運転は比較的楽です。車線、ハンドルの左右の違いはあっという間に慣れますし、人々の運転マナーも日本と同じくらい良いという印象を持っています。渋滞は日本よりよっぽど少ないです。また、何より非常に安く旅行ができるというメリットがあります。基本的にハイウェイは無料で、ガソリン代も日本と比較すると約半分です(2017年12月現在)。
ロードトリップの良い点は、アメリカの自然や文化の地域毎の違いを感じられることでしょうか。学生の時に地理が大好きだったのですが、「このあたりから北はコーンベルトで、南はコットンベルト」、「これがセンターピボット農場か」、「これがアメリカの近代化を資源面で助けたアパラチア山脈か」等と風景を見ながら運転していると、飽きることがありません。冬場に北から南にドライブすれば、一年間の植生の変化を一日で体験することもできます。また、地域によって町の雰囲気も全く異なりますし、気候の影響で家屋の形が全く違うことにも気づきます。アメリカというのは、大きく特徴が異なる州の集まり(合衆国)だということがよく感じられます。一方で、大企業の驚くほど統一化されたフォーマットの店舗がどこの都市にもあり、ある部分では非常に均質化された文化を共有していることもよく分かります。また、「アメリカは一部の大都市以外は全て田舎である」などとよく言われますが、車で移動していると、その田舎での生活がどのようなものであるかもよく分かってきます。これは飛行機での旅行ではあまり経験できないことではないでしょうか。
ロードトリップは、アメリカ社会を日常的な目線から学ぶ良い機会だと思います。こうした経験が将来の仕事に使えるのではないかと思っております。が、そうでなくて単純にレジャー、家族サービスとしてもお勧めの経験です。私は夏に1か月ほどかけて、グランドサークル、西海岸まで自動車で旅行しましたが、一生の思い出です。受験生の皆さんも大変な時期かと思いますが、MBA入学後はこのような楽しいことも色々待っておりますので、是非頑張ってください。
■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html