Case Competition
2017年01月24日 公開
こんにちは、Class of 2018のSotaです。
今回のブログでは、ビジネススクールに来るとよく耳にするCase Competition(ケースコンペ)に関してご紹介致します。
ケースコンペの定義は地域や学校によって異なるかもしれませんが、Owenで行われているケースコンペは大きく分けて2つあります。一つは Owenの学生のみで行われるもの、そしてもう一方は学校を跨いで行われているものです。後者の方はスポンサー企業も複数参加したりなど、賞金の規模も大きい場合が多いですが、今回、私がご紹介するのはOwenの中だけで行われているケースコンペになります。
Owenの中で行われているケースコンペにも、基本的には企業がスポンサー(1社~複数社)しており、大体の場合、スポンサー企業に属する業界のテーマとなります(例:金融業界:コーポレートファイナンス、コンサル業界:ストラテジー)。ケースコンペ自体は凡そ月に1~2回程度の頻度で開催されており、上述の通りそれぞれテーマやルールが異なります。また、ケースコンペは主としてリクルート活動の一環という色合いも強く、参加している学生もスポンサー企業に対するアピールの場としている印象があります。
私自身は社費留学ですが、周りの友人が話をしているケースコンペがどんなものか知りたく、インド人の友人数人とチームを組んで参加してみました。私が参加したケースコンペのテーマはコーポレートファイナンスの分野で、お題は「大手飲料メーカーXXのCFOの立場で、株主に対して、自社が競合他社と異なる点と今後の成長戦略について説明せよ」というものでした。準備時間はテーマ発表から72時間で、 審査員はスポンサー企業の社員が務めていました 。私はチームの中で唯一の金融業務経験者ということもあり、主に財務分析と、競合他社分析を担当しました。72時間という制限時間は一見多く思えますが、その分より深度の深い分析を行う必要があることや、普通の授業やグループワークもある中でケースコンペの準備をするには睡眠時間を削るしかなく、本当に大変な72時間でした。
そして、努力の甲斐あってか、幸運なことに初めて出たケースコンペで優勝することが出来ました。個人的にケースコンペに参加して一番よかったと感じたことは、 優勝したことよりも、コンペを通して同級生と真剣に議論を交わしてチームの意見を纏め上げ、それを外部の専門家に対してプレゼンするという一連のプロセスを経験出来たことだと思っています。以前の仕事でも何かしら同様の業務を行なっていましたが、あくまで全体のプロセスの中の一部分でした。ケースコンペの様に少人数の場合、全ての工程に関わって責任を持つ必要があります。この作業を価値観が異なる人達を相手に英語で行ったことで、自分自身も成長出来たと思います。また、この様な経験は、失敗を恐れる必要のないビジネススクールであればこそ可能となる貴重な経験だと考えます。
なお、当ブログも引き続きupdateしていきますが、個別にご質問がある方は是非ご連絡ください。JBC公式HPトップ画面右上のメールボタンを押下頂ければJBCの連絡先が表示されます。
■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html
■ただいまDiscover Weekendへの参加申込み受付中です!
Owen公式HP "On-Campus Events"
http://www.owen.vanderbilt.edu/admissions/mba-admissions/admissions-events-and-visits/on-campus-events.cfm
※Discover Weekendとは?
→http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/discoverweekend.html
今回のブログでは、ビジネススクールに来るとよく耳にするCase Competition(ケースコンペ)に関してご紹介致します。
ケースコンペの定義は地域や学校によって異なるかもしれませんが、Owenで行われているケースコンペは大きく分けて2つあります。一つは Owenの学生のみで行われるもの、そしてもう一方は学校を跨いで行われているものです。後者の方はスポンサー企業も複数参加したりなど、賞金の規模も大きい場合が多いですが、今回、私がご紹介するのはOwenの中だけで行われているケースコンペになります。
Owenの中で行われているケースコンペにも、基本的には企業がスポンサー(1社~複数社)しており、大体の場合、スポンサー企業に属する業界のテーマとなります(例:金融業界:コーポレートファイナンス、コンサル業界:ストラテジー)。ケースコンペ自体は凡そ月に1~2回程度の頻度で開催されており、上述の通りそれぞれテーマやルールが異なります。また、ケースコンペは主としてリクルート活動の一環という色合いも強く、参加している学生もスポンサー企業に対するアピールの場としている印象があります。
私自身は社費留学ですが、周りの友人が話をしているケースコンペがどんなものか知りたく、インド人の友人数人とチームを組んで参加してみました。私が参加したケースコンペのテーマはコーポレートファイナンスの分野で、お題は「大手飲料メーカーXXのCFOの立場で、株主に対して、自社が競合他社と異なる点と今後の成長戦略について説明せよ」というものでした。準備時間はテーマ発表から72時間で、 審査員はスポンサー企業の社員が務めていました 。私はチームの中で唯一の金融業務経験者ということもあり、主に財務分析と、競合他社分析を担当しました。72時間という制限時間は一見多く思えますが、その分より深度の深い分析を行う必要があることや、普通の授業やグループワークもある中でケースコンペの準備をするには睡眠時間を削るしかなく、本当に大変な72時間でした。
そして、努力の甲斐あってか、幸運なことに初めて出たケースコンペで優勝することが出来ました。個人的にケースコンペに参加して一番よかったと感じたことは、 優勝したことよりも、コンペを通して同級生と真剣に議論を交わしてチームの意見を纏め上げ、それを外部の専門家に対してプレゼンするという一連のプロセスを経験出来たことだと思っています。以前の仕事でも何かしら同様の業務を行なっていましたが、あくまで全体のプロセスの中の一部分でした。ケースコンペの様に少人数の場合、全ての工程に関わって責任を持つ必要があります。この作業を価値観が異なる人達を相手に英語で行ったことで、自分自身も成長出来たと思います。また、この様な経験は、失敗を恐れる必要のないビジネススクールであればこそ可能となる貴重な経験だと考えます。
なお、当ブログも引き続きupdateしていきますが、個別にご質問がある方は是非ご連絡ください。JBC公式HPトップ画面右上のメールボタンを押下頂ければJBCの連絡先が表示されます。
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