オススメの図書について
2015年04月06日 公開
こんにちは。Class of 2016のYoshiです。
本日は、オススメの英文ビジネス図書を紹介したいと思います。
一冊目は「Understanding Michael Porter 〜The Essential Guide to Competition and Strategy〜Joan Magretta」です。本書はポーターの競争理論に関する実務者向けの解説書です。日々の仕事に忙殺されているManagerでも簡単に咀嚼できるように平易な文章で書かれております。つまらない本なら中古で売ろうと思い、最初は丁寧に読んでいたのですが、気づいたら赤線、青線を引っ張りまくり、折り目までつけていました。日本語で経営戦略系の本は何冊か読みましたが、それほど心に響くものはなかったですが、本書は多くの箇所で「なるほど〜」と唸らされました。特に、企業が差別化するためには評価体系も併せて差別化しないとワークしない、という箇所を読んだ時は目から鱗が落ちる思いでした。本書を読んで初めて体型立てて経営戦略を理解することができました。
二冊目は「The Return of Depression Economics〜And the crisis of 2008〜Paul Krugman」です。クルーグマン博士はノーベル賞を受賞したアメリカの経済学者です。本書は、大恐々を中心にマクロ経済を説明した面白い一冊です。日本の「失われた十年」についても丁寧に書かれており、色々と気づくことが多かったです。また、2008年の世界金融危機時において、伝統的な金融システムを凌駕する程に肥大化したシャードバンキングシステムの崩壊を1930年台のアメリカで起きた取り付け騒ぎの類似であると分析した洞察力には舌を巻かざるを得ませんでした。
本日は、オススメの英文ビジネス図書を紹介したいと思います。
一冊目は「Understanding Michael Porter 〜The Essential Guide to Competition and Strategy〜Joan Magretta」です。本書はポーターの競争理論に関する実務者向けの解説書です。日々の仕事に忙殺されているManagerでも簡単に咀嚼できるように平易な文章で書かれております。つまらない本なら中古で売ろうと思い、最初は丁寧に読んでいたのですが、気づいたら赤線、青線を引っ張りまくり、折り目までつけていました。日本語で経営戦略系の本は何冊か読みましたが、それほど心に響くものはなかったですが、本書は多くの箇所で「なるほど〜」と唸らされました。特に、企業が差別化するためには評価体系も併せて差別化しないとワークしない、という箇所を読んだ時は目から鱗が落ちる思いでした。本書を読んで初めて体型立てて経営戦略を理解することができました。
二冊目は「The Return of Depression Economics〜And the crisis of 2008〜Paul Krugman」です。クルーグマン博士はノーベル賞を受賞したアメリカの経済学者です。本書は、大恐々を中心にマクロ経済を説明した面白い一冊です。日本の「失われた十年」についても丁寧に書かれており、色々と気づくことが多かったです。また、2008年の世界金融危機時において、伝統的な金融システムを凌駕する程に肥大化したシャードバンキングシステムの崩壊を1930年台のアメリカで起きた取り付け騒ぎの類似であると分析した洞察力には舌を巻かざるを得ませんでした。