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  2. 2010年10月

Owen Japan Trip 2010: 8日目

ついにトリップも最終日。昨日はアルムナイパーティーの盛り上がりをそのままに2次会になだれ込んだ面々が多かったようですが、本日の行程はどうなることやら…

最後の2日間は、オプショナルツアー:築地市場+通勤ラッシュ体験から長い1日が始まります。集合は午前5時。昨日はほぼ時間通りに全員が揃い、改めて皆の協力的な姿勢に感心させられましたが、今日はさすがに人数が少ない様子。。。結局6名が脱落となりました。

近年の外国人観光客増大による弊害で、築地市場の見学は、今年から大幅に制限が厳しくなったようです。しかし、今回の我々のツアーでは、さる筋の特別な計らいにより、市場関係者によるガイド+全員の入場保証と大変な厚遇を受けることができました。どうもありがとうございました。

見学は、例によって長靴に履き替えるところからスタート。女性陣の作業用白長靴姿も、月桂冠以来すっかり板についてきました。そして実際市場に出てみると、ウワサ通りの強烈な世界が!容赦なく迫りくるターレ(こういうの)、歩くスペースの確保さえままならないほどの魚とその容器の陳列、江戸っ子気質を彷彿とさせるちゃきちゃきした熱気…行ってみてよくわかりました。ここは仕事場であって、観光客は完全に異分子です。市場の皆さん、ご迷惑をおかけしました…。ただ、特に外国人にとっては、ここは実に面白い空間です。冷凍マグロの競りと小売店が並ぶ通りを見学させていただきましたが、全てのものに全員が興味深々。眠気も吹き飛んだ様子でした。

いろいろ興味深々
何もかも珍しい様子
セリ中
冷凍マグロのセリ中。バイヤーの出すサインの意味も教えてもらいました

見学後は市場内の鮨屋で贅沢な朝食を堪能し(生魚はダメというヤツも、なぜか鮨は食べるんだなぁ)、お次は上野へ。東京名物、通勤ラッシュを見に行きました。大勢の駅の方の出迎えを受けた一行、「この人たちは、おまえらを電車に押し込むために来たらしいよ。体が大きいからキックでねじ入れるしかないかなぁって言ってた」と説明すると、「俺は蹴られるために(運賃を)380円も払ったのか!?」と戦々恐々。実際には、貴賓室にてコーヒー付で駅長さんのプレゼンを拝聴するというVIP待遇を受けることになるのですが。しかし、企業訪問に向かうために、最終的には電車に乗らねばなりません。ラッシュのピークは既に過ぎていましたが、先の駅で人が線路に転落して電車がしばらくストップしたため、運よく(?)殺人的混雑を体験できました。

上野駅貴賓室にて
中央奥が駅長。たくさんおみやげもいただき、ありがとうございました!(電車の使用済み架線から作った文鎮には一同感激)

そんなこんなを経つつ、本日の企業訪問へ。今日の第一陣は、セコムさんです。玄関でロボットに出迎えられて、まずびっくり!会社概要の説明を拝聴した後、例のキャッチーなフレーズでお馴染みの本業に関して、資料館にて最新技術を体感。技術大国日本の面目躍如といったところです。更にそれだけでなく、弊校のトレンドをふまえて、ヘルスケアビジネスに関するプレゼンも頂戴することができました。これには皆とても関心を持った様子で、活発な議論が交わされ、充実した時間となりました。また、この日のために準備された配布資料や、帰りの交通手段まで手配していただくという厚遇に、ホスピタリティをみて感動した参加者も多かった様子です。

セコム!
SCセンター玄関にてパチリ

午後は、場所を都心に戻して、東京証券取引所さんへ。さすが世界屈指の証券取引所、実にスムーズな見学行程に、参加者一同感心しきり。かつてのトレーディングフロアのにぎわいを記録した展示と眼下の近未来的な空間とを対比したり、株売買シミュレーションで盛り上がったり、特別講義を拝聴したり…企業訪問の最後を締めくくるにふさわしい、充実した内容となりました。

東証!
ウェルカムサイン掲出ありがとうございました

この後は基本的に自由行動となり、銀座に行く者、渋谷へ出る者、一旦ホテルに帰る者…と、それぞれ思い思いに最後の日本を満喫していました。私の場合、買い出し班を銀座に引率し、東京タワーに上って夜景を眺め、大門付近で夕食兼飲み会をした後、ホテルのバーで飲み直しという内容で動くことになりましたが…皆本当に元気だなぁ。結局最後はいつまで続いてたんでしょうか。大部分が翌朝6時40分のバスで成田行きのはずだったんですが。。。参加者のタフさに最後まで驚かされっぱなしのHS♪でした。

ナッシュビル
銀座にて発見。次のアルムナイパーティーはここ?

東京タワー展望台
東京タワーもIT化が進んでるんですね

参加者の協力のおかげで、幸いにも失踪者や負傷者を出すこともなく、これにてジャパントリップは無事終了です!
(ブログでのレポートは、もう1回だけ続きます…)

Owen Japan Trip 2010: 7日目

Class of 2011のHS(G)です。

本日は、午前中にキリンを訪問し、当校のアルムナイの方々ら、ソフトドリンクを中心としたマーケティング戦略について話を伺いました。缶コーヒーに代表される多様な商品構成や自動販売機のウェイトが大きい販売チャネル等で、日本はアメリカとは異なり、興味深い話となりました。また、話はVolvicとマリの水不足を絡めたCSRの観点での販売戦略にまで及び大変充実したものとなりました。

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午後は横浜にある日産グローバル本社を訪問。電気自動車のリーフを中心とした当社のグローバル戦略について話を伺いました。

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夜はホテルの近くで、アルムナイとの懇親会が開催されました。多忙にも関わらず、多くのアルムナイに参加いただいて総勢50名以上の会となり、日本の文化やOwenの思い出話等で大いに盛り上がりました。

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Owen Japan Trip 2010: 6日目

Class of 2011 TEです。

前日の宴会でかなり夜更けまで皆で楽しんだこともあり、今日の出発は少しゆっくり。10時くらいに小田原城跡公園での散策に出発。

参加者の一人がサムライ装束にチャレンジ!こういうところ、面白いですね。

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ゆったりと時間を過ごした後、テルモさんのメディカルプラネックスを見学(午後2時より)。この施設は、医療従事者向けに最新器具を使った研修施設として利用してもらうことを目的としており、日常の忙しさを忘れてもらうことも企図して、とてもゆったりとした空間を演出する、きれいな建物となっています。最初は、経営企画室長にテルモ全体を俯瞰した事業説明・企業戦略についてお話頂いた後、中の施設見学に案内して貰いました。研修用の部屋は、いずれもそのまま実際の病院・病室として使えるものをそのまま備え付けており、実戦さながら。研修の様子をモニター・録画してレビューできるようにもなっており、Customer-orientedなテルモのマーケット戦略を存分に伺わせるものと感じました。

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Owen Japan Trip 2010: 5日目

本日は8:30に京都を出発。一社目の会社訪問として月桂冠さんにお伺いしました。始めに現代的な酒醸造の施設と仕組みについて見学させていただいた後、古来からの伝統的な酒造りについて説明を頂きました。最後には利き酒もさせて頂き、目と耳、舌を中心に五感を使っての日本文化・企業体験となりました。午後はシャープさんに訪問させて頂きました。午後3:30に終了後、一路箱根へ。夜は宴会→(ずっと参加者から要望の強かった)カラオケと相成りました。移動距離含めかなりタフな一日でしたが、最後まで多くの人が元気いっぱいだったのには正直吃驚しました。
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Owen Japan Trip 2010: 4日目@京都(広島)

オプショナルツアー:広島

広島ツアー

今日は終日京都でフリー。強行軍のスケジュールに皆かなりお疲れの様子だったので、よい休養日になったのではないでしょうか。

そんな中、まだまだ元気な21人は8時の新幹線で一路西へ。オプショナルツアーとして、広島を訪ねました。日本のことを外国人に紹介するのが、そもそものジャパントリップの目的。人類史上唯一の悲劇を知る祖国を持つ者として、私はこの地への訪問をどうしても外すことができませんでした。

しかし、それなりの遠征となるため、行きたいんだけど金が…という声が多かったことも事実。いろいろコストダウンの方策を探して、出会ったのが「HIP(Hiroshima Interpreters for Peace):平和のためのヒロシマ通訳者グループ」というボランティア組織でした。英語による被爆者の体験証言から宮島観光への同行まで、当方の期待以上に細やかなサポートをいただき、おかげさまでこの旅の充実度が格段に上がりました。改めて御礼申し上げます。

行きの新幹線では最前列に陣取った我々日本人でしたが、後ろの面々は妙に静か。やっぱり疲れてるよなぁ…と、最初はちょっと申し訳なくもありましたが、振りかえってみれば、そこにはHIPから事前に頂戴した原爆関係の資料を再度回し読みする彼らの姿が。これはうれしかったです。

いざ広島へ


到着後、まずは広島平和記念資料館へ。館内係員やHIPの方の説明に神妙に聞き入る参加者の姿が印象的でした。それに続いて、同館にて被爆体験の講話を拝聴。実際の被爆者による証言は、実に重みがあります。今回はお2人にプレゼンいただきましたが、いずれもしっかりした英語で、ご自身の体験や考えを語ってくださいました。
原爆記念資料館
真剣に説明を聞く参加者

被爆体験講話
御年を微塵も感じさせない熱意と迫力!貴重なお話をありがとうございました

昼食を挟んでから、新たなHIPのガイドさんたちにも加わっていただき、今度は平和記念公園内を散策。修学旅行や社会科見学と思われる子供たちもたくさん来ていて、ここが特別なところであることがよくわかっただろう…なんて思いつつ振り返ると、そこには小学生からサイン攻めにあう参加者たちの姿が(笑)。神妙な空気も、思わず和んだことでした。

サイン中
「このおにいさんはブラット・ピットだよー」などと、高田純次御大ばりの適当な紹介をされる参加者

いぇーい
ピース!ちなみに一同、お揃いのきいろい帽子に興味深々。

その後、広島名物の路面電車とJR・フェリーを使って宮島に移動したのですが、途中の電車で、なんと偶然にも岩国を訪れようとしていたアメリカ人Owenアルムナイと出会うというハプニングが!世の中本当に狭いもんです。

予期せぬ出会いに盛り上がったまま、宮島に到着する頃にはもう夕方。あいにく引き潮の時間だったものの、夕日を受けてひときわ朱の色合いを増す荘厳な厳島神社の姿には、参加者もさかんにシャッターを切っていました。そして、再び市内に戻り、日本のソウルフード代表、広島風お好み焼きに舌鼓を打ってから、京都への帰途についたのでした。堪能しすぎて待ち合わせ時間になっても戻らない面々がいたのは、まぁご愛敬…。2日分相当の内容を1日に凝縮したハードなツアーでしたが、参加者には楽しんでもらえたようでなによりでした。

宮島名物
ツアーガイド体験中。この後夕日が差していい感じに。


ホテルでスカパラの皆さんに会ったことも含め、うれしいサプライズが多かったことに満足なHS♪でした。

P.S. プライベート中だったにも関わらず、にこやかに会話してくださったNARGOさん、ありがとうございました!

Owen Japan Trip 2010: 3日目@京都 (Cont.)

オプショナルツアー:京料理と舞妓の夕べ@京都

やって来ました。ぎおん畑中。一見さんにも舞妓体験をさせてくれる、ありがたい旅館です。
京都といえば舞妓、ついでに自分も会ってみたいぞ、という私の思い込み&わがままにより企画されたこのオプショナルツアー。10人以上集まらないと貸切ができずボツになるところでしたが、高額にも関わらず19人も参加してくれました。みんなありがとう!

…しかし。

最初に待ち合わせ場所に現れたのはこの人。
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大丈夫だろうか…。

次に、分乗したタクシーのうち1台が新人運転手で、3人が行方不明になるというハプニング。
さらに、伝統の舞曲が荘厳すぎたか京料理が口に合わなかったか、座敷はお通夜状態。
うーん、どうしよう…。

と、だいぶ不安な滑り出しだったものの、舞妓さん方が各テーブルを回って固い雰囲気を崩してくれたおかげで、皆次第に雄弁に。(最初の沈黙も、座にふさわしい振る舞い方を自分たちなりに探ってくれていただけみたいで、一安心)。ひとしきり写真撮影を堪能した後に始まったお座敷遊びでは、大盛り上がりとなりました。
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いずれのゲームでも負けた方は一気飲みさせられるわけですが、舞妓さんのコールがなんだか若い…???訊けば、今回は19歳と16歳の2人が来てくれていたのでした(京都では、舞妓さんなら未成年であっても酒席の仕事が認められているそう。さらには、車でもシートベルト着用免除!)。若くして日本の伝統芸能を守る道を選び、厳しい鍛錬の日々を送っている彼女たち。最近は、外国人のお客さんが増えており、また、海外に出張する機会もあって、英語の練習もしているとか。将来のグローバルな活躍を願わずにはいられませんでした。がんばってね!

なぜか1人だけ3連続一気させられたHS♪でした。。

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Owen Japan Trip 2010: 3日目@京都

Class of 2011 HS(G)です。

今日はいよいよ京都に出発です。

朝7時50分発の、のぞみに乗って10時過ぎに京都駅に到着。朝の東京は雨でしたが、京都は快晴で、まさに観光日和です。

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京都駅に到着後、バスに乗って、半日観光をスタート。
最初の訪問先は清水寺。本殿の近くにある、持ち上げると願いがかなうと言われる重さ約100キロの弁慶の錫杖を、何名かの学生が軽々と持ち上げ、流石だと驚きました。
清水寺の後は、西陣織の見学へ。そこでは、西陣織の実演やファッションショーが行われました。中でも西陣織の実演では、職人さんたちが、我々を暖かく迎え入れ、丁寧に説明して下さいました。
その後、金閣寺へ。やはり、見た目のインパクトは抜群で、みんな関心して見入っていました。

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午後4時過ぎに半日観光が終わり、夕方から我々が用意した舞妓ツアーと京都文化体験ツアーの二つオプショナルツアーに希望者が参加。私の担当は京都文化体験ツアーで、10名の学生を祇園に連れて行き、茶道、活花、狂言、舞妓ダンス、京人形劇のショーを見てもらいました。茶道の紹介では、学生の1人が観客の代表に選ばれ、裏千家の作法で煎れたお茶を堪能しました。

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その後、10人で、祇園にあるすき焼き、しゃぶしゃぶ食べ放題のレストランへ。みんな初めてとのことでしたが、特にすき焼きが大好評で、感激して食べていました。
今日は、日本の文化が十二分に体験できた良い一日だったと思います。

Owen Japan Trip 2010: 2日目@東京

Class of 2011 TEです。

今日の東京観光は朝9時から。昨日(というか本日の朝6時まで…)大分頑張った面々もいて出発前の集合は三々五々。結局出発は予定より30分後倒しになりました。
始めは明治神宮へ。秋雨の中しっとりと濡れる神宮の木々の中を散歩するのはやはり「日本」の風情を思い出させます。他の同級生たちも雰囲気をかなり気に入ったようでした。鳥居や絵馬、拝殿など独特なものがやはり多いので、非常に興味を持ったようです。次に訪れたのは皇居二重橋前。他にもかなり外国人観光客がいまして、やはり人気のスポットのようです。が、どうもここで一番興味を引いたのは、より内堀通に近いところの楠正成像のようでした(笑)。最後は浅草へ。お昼に浅草花月が入っているビル2階のレストランで弁当を食し、浅草寺へ。時間もちょうどであったためか、観光客で非常に賑わっていました。ここでは何人かと一緒に甘味処も案内。たまたま入ったお店がソフトクリームを多種多様(ぱっとみたところで30種類以上)に揃えていたこともあり楽しそうに眺めていました。
半日観光は午後3時で終了。夜はOptionalで居酒屋パーティ。座敷に座って日本ならではの飲み会の雰囲気を楽しんでもらいました。明日はいよいよ京都に移動します!

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Owen Japan Trip 2010: 1日目@東京

Class of 2011 TEです。

今日は会社訪問一日目。午前中はマイクロソフト・ジャパンさんを訪問予定です。アポイントは9時でしたが、30人超の団体ということで全員揃うまでの時間が読めなかったので念のために7時半ロビー集合。…が、なんと7時35分過ぎには全員点呼が終了!あまりに皆がPunctualで吃驚しました。

予め購入しておいたSuicaを配布して大江戸線大門駅へ。ラッシュ時なのにかなり余裕のある車内で初日の移動としては快適でした。代々木駅でおり小田急サザンタワーまで徒歩。こちらもかなり空いており、代々木サイドから行ったのは結果的に好判断。タワー前で集合写真を撮ってあと30分近くあいていたので少しの間自由時間。
マイクロソフトのプレゼンテーションは主にBMO (Business & Marketing Organization) という販売系の部門の3名の方から頂きました。マイクロソフト全体のマーケティング戦略・組織構成、それから企業向け、個人向けについてそれぞれお話頂きました。中でも簡易版サーバーサービスのマーケティングについての実際のお話(どこをターゲット顧客と定めるか、それに対してどうアプローチしていくか)は説得力があり、大変興味深く拝聴しました。
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午後は新宿より川崎に移動して、JFEスチールさんへ工場見学。Class of 2002の山口さんにアテンドを頂きました。まず始めに見学した扇島の所在する工場の歴史や施設の配置について講義を頂いたあと、見学用マイクロバスで所内を一通り見させて頂きました。最終段階では製品化するために鋼を延ばす工程についてじっくり時間と解説を頂き、産業のコメといわれている鉄の製造過程について実際に見ることができたのはよい経験でした。
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夜はオプショナルで日本でお父さんが仕事をされているClass of 2011のChris Brownの案内で六本木へ行く予定です(18時現在記)。

Owen Japan Trip 2010: 到着日@東京

正直、不安だったんです。

参加者から、「ホテルにSkypeで電話したんだけど、繋がらないぞ?」と相談されてた頃は。
Facebookに、アルファベットで「サケクダサイ!!!」とか書き込みがあった頃は。
話す人ごとに、なにもないわけがない、と脅されてたこともあり。

でも。

成田空港で、整然とバスの半分を占拠して笑顔でこちらに手を振るアメリカ人たちを見たとき、あぁ、このトリップはいいものになるかもしれない、と、ちょっとだけ安堵したことでした。

現在、ジャパントリップで大勢のクラスメートと共に日本を訪れています。
明日から10月16日まで、東京~京都~箱根~東京と移動し、企業訪問からオプショナルツアーまで、盛りだくさんの内容で密度の濃い時間を過ごす予定です。
総勢36人の集団の行く手には、一体何が待ち受けているのか!?
日々の1コマを、(JBCオーガナイザーの気力と体力がもつ限り?)ここでレポートしたいと思います!

なお、このトリップは、学校のクラブであるGlobal Business Association(GBA)が毎年開催しているImmersion Tripの2010年度版として、JBCとのコラボという形で開催されています。実際に同行している我々3人のオーガナイザー以外にも、たくさんのJBCメンバーや関係の方々が、本トリップの実現に向けてご尽力くださっています。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

写真は、ホテルへ向かう途中のバスから見えた東京スカイツリーです。こんなところに、「おお、しばらく見ないうちに日本も変わったなぁ」と、妙に感慨深かったHS♪でした。

Tokyo Sky Tree

パリでの交換留学

Class of 2011のTEです。

ちょっと時期外れになってしまいましたが、先の6月から7月にかけて交換留学に参加してきましたので、そのことについて書こうと思います。

交換留学とはOwenと提携しているMBAスクールに夏期休暇中に短期留学を行い、そこでの履修がOwenでの単位にも認定されるものです。

私は同級生のTHさんと一緒にパリ郊外Cergyに所在するESSECに参加してきました。ESSECは商業系グランゼコールとしてフランスでは名門の一つとされる学校とのことです。

参加者は色々な国や地域から40名ほど。OwenではInternationalは全体の25%程ですが、ここではより多様性があり、米国人の方がむしろ少数派になるちょっといつもと違った環境でした。授業の内容については後でご参考までに紹介致しますが、勉強の他にもEU創設の父の一人とされる、ジャン・クロード・モネの家を訪問したり、オペラガルニアの解説付きツアー、ゴッホが晩年に過ごした家を訪ねたりなどフランスならではの文化的な経験もかけがえの無いものでした。

[授業の詳細]
Team Building and Leadership in an International Context
ネゴシエーションを専門とする教授によるチームワーク、組織行動に関する基礎的な講義。日産ゴーン社長やEU等に対してアドバイザーを務めた経歴に基づいた経験談は説得力がありました。米国MBAでは米国の事例が多い(実務経験あるとされる教授陣としても、米国での経験が太宗)なので、他地域の例は新鮮でした。
Business Economics in Europe
欧州における各国の組織と行動及び独禁法を専門とする教授によるマクロ経済。表題よりはフランスの各制度の紹介(教育、産業、法制度)や欧州及びアフリカにおける競争経済の話が印象に残りました。
Monetary and Fiscal Policies in the European Monetary Union
EUのマクロ経済(Fiscal & Monetary)。EU統一のFiscal policyは存在しないが、5月に発表された事前警告を柱とする制度について紹介があり、興味深かった。教授個人的な見解としては、統一的なFiscal policyの実現はやはり、ありえないだろうとのことでした。
European Institutions and Decision Making
名前とは少々離れますが、EU内の意思(法)決定プロセスの解説。講師はEU議会議員のAdvisorを勤めています。授業内容のその他としては、EU内の組織、Commission, Council and European Parliamentの組織関係、法案がどのように提出され、過程を経て立法されるかについての講義。
European Geopolitics – Central and Eastern Europe
中東欧の地政学を専門とする教授による講義。バルカン半島が研究の中心であるためか、当該地域の話題が多かったです。なお、本題とは少々離れますが、今後の世界についてdemographicな点から強い国が影響力を増すだろうという自説を披露(①労働力を海外へ輸出し、それに対し本国からコントロールする、②ごく狭い専門領域に教育活動を集中し、それを輸出する国)。
European Roots of Some Ethical and Managerial Issues
心理学がベースにある教授。80年代のパンナムとKLMの飛行機事故の事例でのチームディスカッション。危機において、規律(あるべき姿としての未来)と過去の経験の狭間で現実を知覚していく作業を行う際に、人の性質として経験をよりどころとして過去に逃げ込みやすいという点を指摘されました。
Luxury Brand Strategic Management and International Distribution Strategies
ジョルジオアルマーニのフランス法人でCEOの経験を持つ教授による授業。Luxury Brandの歴史、ブランドIdentityの分析ツール及びそのようなブランドが持つEthicsとAestheticsの観点からの各ブランドの分析など。生徒からの質問に丁寧に対応していたこともあり、話題はやや散漫としたがフランスでは身近に感じられる話題でもあり、活発な質疑応答が交わされました。
Introduction to Diversity and Diversity Management In Europe
Internationalな環境でのManagingをどのようにするかという講義。日本人の教授との共著もあり、Toyotaにおけるネゴシエーション(Compromisingでなく100%お互いの合意を予め目指すことで、そのあとのimplementationでスムーズになる)なども紹介。また、Diversifiedされた環境をManageするIBMでの事例などのケーススタディも扱いました。
Intercultural Management
社会心理学を専門のひとつとする教授による授業。国毎の文化的差異があるユーロ圏内でManagementする際のポイントなど。フランスのビジネスにおける心理的なファンダメンタリズムと米国におけるそれの比較など興味深かったです(例:フランスでは契約に基づく関係以前に歴史的に各職種に暗黙で認められている権利意識のようなものがある、など)。
Human Resources Management
人事系を専門とする教授。Human Resourceの必要条件として①有為な人材の登用と保持、②能力開発、③企業戦略の観点からの人材配置、及びタレントマネジメントについて紹介されました。タレントマネジメント自体は欧州でやや新しい概念のようで(Owenでは既にコースが設定されている)、これからの深化が期待される分野とのことでした。
Negotiation from a European Perspective
ゲーム理論を入り口にチームに分かれての交渉に関する授業。信頼関係の醸成に応じて互いの戦略が変わってくるなど。
Management Education in Europe
各国(EU以外も含む)の高等教育制度についての比較。フランスは各界(行政、ビジネス、エンジニアリング)のトップに進むための教育課程が一元化されており、日本のように多様な大学から各界のトップが出てくる仕組みとは異なるそうです。また、ボローニャ協定以来、EU圏内における差異の標準化に方向性がもたれているとのことでした。

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Author:vandyowen
米国テネシー州ナッシュビルにあるVanderbilt大学Owen経営大学院の日本人在校生によるブログです。

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