1. Top » 
  2. 授業

Strategy and Operations Consultingについて

こんにちは。Class of 2018のToshiです。今回はOwenの授業の中でも一風変わっている”Strategy and Operations Consulting”についてご紹介いたします。

授業名の通り、本授業では実際に企業が直面している課題に対して、学生がグループを組んでコンサルティングを行うHands-onな授業となります。講師としてOwen卒業生で現役コンサルタント2名が講義及びプロジェクトのサポートを行います。毎年、対象企業や扱うテーマは異なるようですが、今年はある大手小売業が買収したカナダのチェーン店の米国進出に関して検討するプロジェクトが課せられました。

一番の醍醐味は役員の前での複数回のプレゼンテーションに尽きます。今回はFortune 1000に名を連ねる企業が対象でしたが、業界のプロフェッショナルである方々の前で解決策を提案した経験は大きな財産になりました。例えば、発表途中でも容赦なく質問が飛んできたり、役員同士のディスカッションに発展したりするなど、双方向なやり取りが印象的で私がこれまで持っていた一方向なプレゼンテーションのイメージが覆されました。また企業側が真摯にプロジェクトに取り組んでいただけたことも好印象でした。ある授業ではCFO(最高財務責任者)が来校され、プロジェクト評価モデルについて90分間講義・議論する機会がありました。他にも役員との個別インタビューや施設見学など色々と便宜を図っていただきました。一方で、年商数十億ドルの会社がこうして学生コンサルティングに時間を割いていただいている以上、こちらも下手な成果物を出せないというプレッシャーはありました。

また、コンサルティング実務のイロハを学べたことは未経験の私にとって収穫でした。MBAではビジネスで直面する”答えのない問題”に対してどう取り組んでいくかを学べますが、この授業ではそれが顕著に身につけることができます。精通していない業界の課題に対して短期間で結論を導き出すには、ある種のメソッドやフレームワークが必要となります。もちろん、それらは万能ではなく、トライ&エラーを繰り返すことも多いです、やみくもに取り組むよりは効果的だと思いました。本授業は講師陣の指導とプロジェクトへの活用を通じてプロジェクトマネジメントを習得できるように設計されており、例えコンサル業務に従事しなくても身についたスキルは様々な場面で応用できると感じています。

最後に本授業の特色として、受講人数が少ないことが挙げられます。例年15人前後とのことで、Owenのsmall school cultureが反映されているのを感じます。同じグループのメンバーはもちろん、他の生徒ともinteractiveな授業スタイルも手伝って密な関係を築くことができます。受講者が少ないのは、インターン明けの学生がHands-onな授業を敬遠しているから、と個人的に思っていますが、その分参加者は皆モチベーションが高く、授業に積極的です。また、今年は交換留学生や他学部出身者(今年は工学部)が受講するなど個性豊かなメンバーが揃い、日々刺激を受けました。

Owenのほとんどの授業はモジュールで区切られていますが、本授業はセメスターを通じて行われるため、コマ数は通常の2倍となっています(その分単位数も2倍になります)。現在のカリキュラムでは2年次の秋学期でしか受講できませんが、特に社費派遣の方は、アメリカのビジネスに触れる絶好の機会として検討いただければと思います。


■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html

LDP Individual Approachについて

初めまして、Class of 2019のYです。

今回は当校のLeadership Development Program(以下、LDP)のIndividual Approachについて説明させて頂きます。LDPとは各々が目指すリーダー像を把握・実現するために、LDPのカウンセラーや専門コーチとともにMBAの学生全員が取り組むプログラムのことをいいます。最初にHogan Assessmentというツールを使って自己分析を行ったのち、その後IndividualかSharedのいずれかのアプローチを自身で選択し、各々が目指すリーダー像を深掘りしていくことになります。Sharedのアプローチについては2017年7月のブログにToshiさんからの記載があるので、そちらもあわせて参考にして頂ければと思います。

Individualを選んだ理由としては、実務において10人程度のメンバーを4年間率いた経験があり、自分のリーダーシップのスタイルを完全ではないものの持っていたことと、この部分は自分なりに改善する必要があるのではないか?という自分なりの問題意識を持っていたためです。リーダーシップのスタイルについては正解がなく、その人の性格・特性やバックグラウンドに大きく関わる部分であるとの認識があり、自分なりのリーダーシップスタイルを模索していた私にとっては、Individualのアプローチは非常に魅力的に感じました。

Individualのアプローチを選択すると同時に、今後いっしょにやっていくことになる専門コーチの希望を申請することができます。私の場合は、「私の今後取り組む業務領域について知見がある」、「新規事業の立ち上げ経験がある」、の2つを特に強く伝えました。その結果、私が希望を満たす専門コーチについてもらうことができました。専門コーチを仕事にしておられるというよりか、ある会社のCEOをされており実務経験が豊富な方です。

先日、専門コーチの方と初回のカウンセリングがありました。私なりのリーダーシップスタイルを説明し、Hogan Assessmentを参考に議論をしました。日本とアメリカでキャリアの考え方やマネジメントスタイルの違いがあること前提で、率直に意見を言って欲しいということをお伝えしています。初回の打ち合わせで、課題が見えてきたので、次回のカウンセリングに向け早速宿題が出ています。

LDPについては、入学するまで知らなかったのですが、少人数制のOwenならではの素晴らしいプログラムではないかと思っています。ぜひ有効活用していこうと思います。

■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html

LDP Shared Approachについて

こんにちは。Class of 2018のToshiです。

今回は当校のLeadership Development Program(以下、LDP)のShared Approachについて説明していきます。そもそもLDPとは各々が目指すリーダー像を把握・実現するために専門のコーチと取り組んでいくプログラムのことで、まず全員がHogan Assessmentというツールを使って自己分析を行い、その後IndividualかSharedのいずれかのアプローチを自身で選択することになります。
Individualではコーチとマンツーマンで取り組んでいくのに対して、Sharedでは1人のカウンセラーと3人の生徒によるグループセッションを4回行います。Sharedを選択したら、まず事前アンケートに回答し(例:どういった弱点を克服したいか、どういった性格のメンバーと取り組みたいか等)、その結果を基に大学側がグループ分けを行います。その後のセッションの進め方はグループによって様々ですが、私のグループは各々がリーダーシップを発揮するに当たっての課題を模索し、いかにOwenでの生活を通じて改善していくかをグループ全体で共有しながら進めていきました。

何故私がSharedを選択したかといいますと、
・Individualの1対1セッションで取り組みたい課題が見つからず、Sharedを通じて他メンバーとのディスカッションや課題の共有からヒントを得られると思ったから
・他の人が抱えている課題に興味があったから(Personalな部分を普段聞ける機会がないので)
・少人数のグループでディスカッションする機会を作りたかったから
・同級生とのネットワークを広げたかったから
等が挙げられます。

そして実際のセッションを通じて上記で書いたことが実現できました。また実際にセッションを行って自分の悩みを他の同期と共有した結果、改善活動時に彼らの協力を仰げることも強みだと感じました。私の場合、InternationalにありがちなGroup contributionをテーマとしてきましたが、たまたまSharedのメンバーと授業のグループで一緒になった際に、自分のParticipationが上がるよう便宜を図ってもらって普段以上に意見できたことがありました。また、授業での積極的な発言にも取り組んでいたのですが、私の取り組みを知るメンバーがいるクラスだとよりプレッシャーがかかり、(質はともかく)発言回数が増えました。

正直LDPは自分の意識次第で良くも悪くもなってしまう所があるかと思います。その中においてSharedは同級生のサポートがあるので、個人的にはIndividual以上の成果が出たのではないかと思います。

■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html

Healthcare Immersion (へルスケア特別集中講座)

こんにちは、Class of 2018のTomoです。
Owenには米国ヘルスケア産業の現状を様々な関係者の視点から理解することを目的に、5日間の特別集中講座が選択科目として設けてあります。病院経営、臨床、保険会社、終末期医療、予防医学、テクノロジー、スタートアップ等に関わる総勢30名以上の方々の話を伺ったり、実際に4時間程、病棟や深夜の救急科の看護師に帯同したり、執刀医の側で手術を観察したりするプログラム等、多義にわたる現場体験型の講座となっています。

この講座を履修前に自分でアメリカのヘルスケア産業について調べようとしたものの、医療保険制度がアメリカ独特なものであり、あまりにもの複雑さに整理しきれませんでした。しかし、この特別集中講座を受講したことで、一気に入ってくる情報を整理することに苦労はしたものの、米国ヘルスケア産業の全体の現状と課題および各業態における取組みと問題点を捉えることができたのかなと思います。最も良かったと考える点は、決して表面的な講話を聴いたり、単に医療現場を見学して終わらなかったことです。実際に執刀医等の医療従事者にインタビューを行ったり、米国のヘルスケア産業の構図に対して批判的な見解を伺えたり、毎日受講者(クラスメート)と「今日の振り返り」という形で各々が何をどう感じたのかをシェアする等、深いところまで切り込めたと思っています。アメリカ人のクラスメートや業界従事者が自国の国の制度をどう考えているのか、他のインターナショナルのクラスメートが自国の制度と比べてどのような相違点を見つけたのかを知ることができ、5日間の短期プログラムでありながらも大変濃い経験と知識を得ることができました。

このようなプログラムを組むことができるのも、America’s Best Hospitalにランクインかつ州内ではNo.1のVanderbilt University Hospitalを保有し、ヘルスケアのシリコンバレーと呼ばれるNashvilleに立地し、多くの卒業生を起点に幅広いネットワークを構築しているVanderbiltならではの特別講座だと考えます。

この集中講座はあくまでもHealth Careを専攻として取得する人向けの入門講座という位置付けのため、今後始まる本格的な授業が個人的に楽しみにしています。JBCの公式HPにもMod2までのCoreおよびElectiveの授業をアップデートしており、今後も更新して参りますので、適宜ご確認いただけると幸いです。

■JBC(Japan Business Club)公式HP
Owen Curriculum
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/3_curriculum1.html

■ただいまDiscover Weekendへの参加申込み受付中です!
Owen公式HP "On-Campus Events"
http://www.owen.vanderbilt.edu/admissions/mba-admissions/admissions-events-and-visits/on-campus-events.cfm
※Discover Weekendとは?
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/discoverweekend.html

Mod 1 開始!

はじめまして、Class of 2018のToshiです。Owenではモジュール制を採用しており、各授業は1か月半で完結するのですが、その分1つ1つの密度が濃く、とりわけ8/15からスタートした1年目のMod 1は2年間で一番大変であると言われています。授業が開始して2週間しか経っていませんが、今回は受講しての全体的な感想についてまとめてみました。

①意外と多い個人ワーク
どのMBAプログラムでも課題が多いのは共通しているかと思うのですが、この2週間を振り返ると1人で課題に取り組む時間が多かったと感じています。グループワークを行うにしても、その前後で個々の取り組みが必要になってきますので、課題の8割は1人で取り組んでいたのではないでしょうか。Mod 1では経済学や統計学など、個々の基礎力を固める科目が多いからかもしれません。ただ特徴的なこととして、たった一人で課題に取り組むというより、個人で取り組みつつ分からない箇所はグループメンバー内外で相談し助け合う文化があります。そしてOwenもグループ内で結果を確認しあうことを慫慂しています。計算が絡んだ課題が多いので、理系のバックグラウンドを持つ自分としては後述するエッセイに比べて、自身の成果をグループに還元しやすいです。

②グループワークにおける立ち位置
LTO(いわゆるリーダーシップ論)の授業では、事前に指定されたグループでエッセイを仕上げる課題があります。私のグループは周りが全員英語圏出身ということもあってか、ミーティングではとにかく会話のテンポや展開が早く、ついていくのがやっとです。そういった中で自分がどうグループに貢献しているかを問われると中々厳しいものがあるのですが、自分からアイディアを出していくというよりは、出てきたアイディアに対して色々質問や意見を言って成果物をブラッシュアップしていくよう心がけています。いずれは自分から色々提案できるよう頑張っていきたいと思います。

③丁寧な授業・手厚いサポート
私は理系出身で電気工事の設計・監督業務に従事してきました。そのため受講している授業で馴染みのあるものは統計くらいで、経済や会計には全く精通していませんでした。しかし授業は基本的に初学者を対象としているので、学習量は多いですが課題等をしっかりこなしていけば理解できる印象です。授業のほかにも、補講やTA(2年生)とのセッションなどフォローアップ体制が充実しています。また先ほど述べたグループのサポートも大きな助けとなっています。

まだ授業が始まったばかりですが、早くもMod1の恐ろしさを実感し始めています。しかし周りと協力して何とか乗り切っていきたいと思います。今後の書き込みでは理系出身者から見たMBAやその苦労についても触れていきたいと思いますが、ご質問がある場合はご連絡いただければと思います。(連絡先は以下記載のJBC公式HPへ移り、画面右上のメールボタンからJBC宛てにご連絡ください)

【その他リンク】
■Owen公式HP「International Student's Experience -Japan-」
https://wp0.its.vanderbilt.edu/international/japan/

■JBC(Japan Business Club)公式HP ※近日更新
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html

Page Top

プロフィール

vandyowen

Author:vandyowen
米国テネシー州ナッシュビルにあるVanderbilt大学Owen経営大学院の日本人在校生によるブログです。

リンク

このブログをリンクに追加する

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
FC2カウンター