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Owen×ヘルスケア

Class of 2020のYKです。今回のブログでは、なぜナッシュビルや大学がヘルスケアとよく関連づけられるのかという点について、授業で学んだ経験を含めて私の理解を少し記載させて頂きます。

Vanderbilt大学はメディカルセンターに代表されるように、ヘルスケアの領域で知名度の高い大学で、Owenのカリキュラムでもヘルスケア×マネジメントの切り口でヘルスケア産業を理解できる授業内容が充実しています。Owenの卒業生のヘルスケア領域への就職割合が40%を越えており、アメリカMBA上位校の中でも最高水準にあることからも、大学とヘルスケアの親和性が伺えます。

1960年代に世界最大の病院企業であるHospital Corporation of America (HCA) がナッシュビルを本拠地に選んだことに始まり、その後相次いて民間営利病院がナッシュビルに本社を置き、Vanderbilt大学も1970年代にメディカルセンターを開設しました。それからの医療機関の発展は目覚ましく、現在では大学病院周辺にCentennial, TriStar, Saint Thomas など民間病院が乱立しています。ちょうど日本で、東京大学病院を中心に文京区の小石川に医療系企業が集中しているのと同じように、ナッシュビルでもHCAや大学から派生した企業、またはヘルスケア系のスタートアップ会社も含めて、500を超えるヘルスケア関連企業が籍を置いています。
ナッシュビルは、そういったアメリカ有数のヘルスケア産業が栄えている都市ですので、一年を通してヘルスケアスタートアップ企業のCEOから成長戦略を聴講したり、逆に学生がコンサルティングを行ったり、また、HCA、大学のメディカルセンターの医師の方々の問題意識やビジネスマインドを知ったりする機会が豊富に用意されています。昨年の夏に私が受講したHealth Care Immersionという1週間のIntensiveプログラムでは、R. Lawrence Van Horn教授の強固なコネクションで招聘される約30名のスタートアップCEO、医師、保険会社役員、NPOなどから、アメリカのヘルスケアを全方位の切り口で話を聞くことができました。加えて、実際にVanderbilt大学のメディカルセンターに入り、手術の立会いでドクターの手技を間近で見学し、夜間緊急外来で看護師の方とともに病室を駆け回る機会もありました。私はヘルスケアのバックグラウンドを持っており、アメリカと日本の医療制度や医療の現場の違いに興味を持っていたこともあり、ここでしかできない非常に貴重な経験ができたと思います。こうしたハンズオンのプログラム以外にもHealthcare concentrationを構成する面白いヘルスケアの授業が多くあります。他のヘルスケアプログラムに関しては、機会を改めてブログにあげさせて頂きたいと思います。

■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html

インターンシップとMaymaster

Class of 2019のAです。今回のブログでは、最近WSJが「MBA版のウォーリーを探せ」と銘打った従来型とは採点が異なるMBAランキングでスタンフォード・コーネルに続いて第3位に輝いたOwenでの、留学中の夏休みに得られた経験についてご紹介させて頂きたいと思います。

1)ナッシュビルでのインターンシップ
ナッシュビルは近年、アメリカ南部の中核都市として目覚ましい発展を遂げており、メトロナッシュビルの人口は190万人を突破する一方で2010年から2016年の失業率は2.7%と最低50万人以上が居住する全米の主要都市の中で最も低い状況です(ウォールストリートジャーナル、2018年)。こうした中で、今年は世界有数の金融会社アライアンス・バーンスタインが本社をニューヨークから移転、アマゾンが米東海岸のオペレーションを統括させるハブを設置すると発表しました。Uberのライバル企業Lyft、新興のリクルーティングカンパニーIndigo、タスク管理サービスのEventbriteなどのユニコーン企業も第二拠点としてナッシュビルを選択する傾向が強まっています。

さて、私はそうしたナッシュビルにてこの夏は、全米最大のアパレル関連の社会的企業(Social Enterprise)とそういった社会的企業にコンサルティング業務を行う機関の2社にて、Vanderbilt Turner Family Center for Social Enterprises(TFC)のFellow(特別研究員) として勤務しました。前者の社会的企業は一般企業において在庫処分の対象となった商品を寄付として受け取り、同社がそれらを少額で途上国の小売業社(Micro Enterprises)に販売し、途上国のビジネス市場の発展・拡大に貢献しています。単なる金銭的な寄付が一時的な援助に留まるのに対してビジネス機会の提供は持続可能な発展を促すことができ、現在アメリカではMillennial世代が社会的貢献(Social Impact)に関心が非常に高いこともあり、Social Enterprisesの数は飛躍的に伸びています。また、Social Enterpriseで働くことはアメリカのベンチャー企業で社会貢献を行いながら働けるので、貴重な経験を得ることができます。

私の勤務した企業はビジネス上、倉庫管理・便利な輸送網が重要であり、歴史上輸送網が発達して便利なアメリカ南部の主要都市に拠点を構えることで、Macys、Nike、Adidas、Forever21などといった世界的な小売・アパレルブランドから在庫商品を寄付として受け取り、ビジネスが急速に拡大してきました 。私は海外市場への展開を担当しましたが、ニューヨーク・マイアミ・シカゴという大都市にフライト2時間、ナッシュビルからロンドンまで直行便で8時間、そこからヨーロッパ各都市に簡単にアクセスができる為、海外展開を考える上で不利な点は特にありませんでした。

もう一つのコンサル業務を行う機関は、ダウンタウンにあるNashville Entrepreneurship Center(EC Center)というベンチャー企業が集結するオフィス街に本社を構えています。現在は、EC Centerにおよそ600社が加盟しており、従来は医療・音楽関係のベンチャーが多いと言われていたナッシュビルに、より幅広い分野のベンチャー企業が集まってきています。EC Centerに勤務することによって、ベンチャー企業やその投資者とのNetworkingの機会も大幅に増える為、アメリカのビジネスを幅広く知るという意味では絶好の場所でもありました。また、EC Center内にはお洒落なカフェやレストランだけでなくボーリング場や無料開放のプールなど、ベンチャー企業の持つ自由なカルチャーを体感できる環境が揃っていることもユニークな経験を深めることに繋がりました。

私は次期3ヵ年のビジネスプランの企画を担当しましたが、CEOとの定期的なミーティングだけでなく、Social Enterprises、世界的なEコマース企業、世界屈指の銀行、財団等とのミーティングを通じたビジネス機会の企画 にも携わる事ができ、ナッシュビルに関心のある企業・投資家の多さに驚かされました 。最終的には私が主導して作成した経営計画も役員会での承認も得ることができ、忘れられない夏の経験となりました。

2) Maymaster
社会貢献を主目的とするベンチャー企業の多くがイノベーションを活用するビジネスを行っている中で、夏季インターンシップを始める前にイノベーションについて学びたいと思いVienna Innovation Programに5月に参加しました。オーストリア最高峰と言われるウィーン経済大学がプログラムを提供し、座学でイノベーションについて学ぶのと同時にオーストリア政府かオーストラリア最大の鉄道会社QBBをクライアントとしてコンサルプロジェクトも行います。オーストリア自体が国民によるオンラインを活用したサービスの利用率が低いという課題を抱えている為、両クライアント共に学生側にはいかにオンラインサービスの普及率を引き上げるかという難解な課題が与えられました。

チームは学校側からアサインされますが、カナダ、インド、中国、オーストリア、オーストラリア、アルゼンチン、アメリカ(Chicago Booth, Duke, Kelly, Mcombs)から短期留学している同級生と短期間でリレーションを構築しソリューションを生み出さなければいけない為、濃密な1ヵ月となりました。私はグローバルなチームで能力を発揮出来るビジネスリーダーになれる様に経験を積むというのがMBA留学の目的の一つである為、リーダーを務めましたが改めてチームワークの重要性を感じさせられました。

プログラムはリレーション構築の重要性をよく認識して作られており、ウィーン市内観光、ウィーンのお洒落なレストランでのウェルカムディナー、ホイリゲと呼ばれるワイナリー兼レストランでの食事会、インターナショナルナイト、ザルツブルグ日帰り観光、オペラ鑑賞などがおよそ600ユーロの学費に含まれています(2018年5月時点)。1日5時間の座学、ピッチコンペ参加機会やコンサルプロジェクトなども考えると費用対効果も非常に高いと思います。とりわけ仲良くなった同級生とは毎日飲みに行き、週末はショートトリップと大変充実した時間を過ごせました。Owenには様々なMaymasterの機会が提供されていますので、夏季休暇の過ごし方の一つとしてご参考にして頂ければと思います(卒業に必要な単位付与、プログラム参加はSpecializationの一つであるInternational Studiesとしてカウントされます)。

■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html

JBCのイベントとInternational Closing Bellについて

こんにちは。Class of 2019のAiです。

今週でMod2の期末試験を終えて、冬休みに入り、ほっと一息ついているところです。2年生の折り返し地点を迎え、前半を振り返ると、授業はほぼ全てが選択科目となるため、専攻であるFinanceとStrategyを中心に専門性を高めながら、専攻外で興味のあるHOPなども学ぶことでき、非常に満足でした。また、Japan Business ClubやInternationalのイベントなど、授業以外でも充実した活動を行うことができたという思いがありますので、このブログでご紹介したいと思います。

Mod2より1年生のボードメンバーも加わり、パワーアップしたJBCは、11月にOperations ClubとCork and Barrel Societyという他のクラブと連携して、Nissan Factory TourとSake Tasting Nightを開催しました。工場見学は、ナッシュビルより車で20分程度のところに位置するNissan North AmericaのSmyrna工場で開催しました。個人的に初めて訪れましたが、北米市場の主要生産拠点の一つだけあって、その大きさにびっくり。トラムに乗って一時間ほどかけて工場内を見学、整然とした製造プロセスを目の当たりにし、Operationのコア授業で学んだ日本特有の”Kaizen”や”Monozukuri”の強さを実感しました。一方で、Sake Tasting Nightはアメリカの日本酒ブランドTYKUのスポンサーを受けて日本の文化を味わってもらおうと企画したイベントです。学校近くにある雰囲気のよいレストランの一画を間借りし、日本酒、特に女性に人気の梅酒とともに日本のおつまみも提供しながら、SakeにまつわるTriviaを実施し、好評のうちに終わりました。

さらにOwenでは毎年12月に、International Closing Bellと呼ばれる、留学生が自国の食べ物や文化を紹介するイベントがあり、2年生が焼きそばを作り、1年生が書道パフォーマンスを行いました。焼きそばはその場で調理した臨場感もあってか、行列が途絶えず、あっという間に売り切れ。パフォーマンスでは、2人が書道の腕前を披露し、観客に勝者を決定してもらうというものを1年生の皆さんが綿密に事前準備をしてくれました。伝統的な書道を紹介しながらも、ユニークなコスチュームと振る舞いで、真剣さあり、笑いありの素晴らしいパフォーマンスで会場は大盛り上がりでした!!期末試験前の非常に多忙な時期でしたが、みんなで協力した甲斐あって、日本のプレゼンスを十分にアピールできました。

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受験生の皆さんにおかれましては、受験のピーク時期を迎え、忙しい日々をお過ごしのことと思います。Owenに関すること、受験に関することなど、ご質問のある方は、お気軽にメールにてお問い合わせください。

■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html

ルームシェアについて

Class of 2019のYです。時間が経つのは早いもので、早くも二年目のMod 2が半分過ぎようとしています。今回はルームメイトとの生活についてご紹介します。

現在、大学から自転車で15分程度の距離にある2LDKの住居を借りていて、Owenの留学生の同級生とルームシェアしています。Nashvilleでは、大学近くで快適な場所にある住居の家賃は、2LDK で$2000/月程度でしょうか。家族を帯同していない留学生のほとんどが、2人、もしくは、3人でルームシェアをしています。私は、今までルームシェアをしたことがなかったのですが、留学生の多くは、自国でもルームシェアをしていたということが多いようです。平日は授業があり、家に帰ってくる時間も異なるので、ゆっくり話すのは週末が多いです。週末や休みの期間は、お互いの国の料理を作ったり、それぞれの好きなレストランに食べに行くこともあります。また、お互いの国の文化、ビジネス、政治など、かなり突っ込んだ話をすることもよくあります。他国の留学生のアグレシッブさには驚くことが多かったのですが、ルームメイトの原動力となっている考え方を知ることができたのは良かったです。このような経験から、ルームシェアをすると、他国の人の「本音」を聞けるようになる間柄になりやすいのではと感じています。一方、違う国の人とルームシェアするというのは、なかなか大変だと感じることもあります。やはり、他国の文化や個人を尊重することや、コミュニケーションをしっかりとるというのが大事だということを、改めて感じています。自分の人生の中で、最初で最後のルームシェアだと思いますが、卒業までの約半年引き続き楽しんでいきたいと思っています。

最後に、アプリカントの皆様は、スコアメイキングをされながら、受験校を検討されているところかと思います。Owenにご興味のある方やご質問のある皆様、JBCは全力でサポートしますので是非お気軽にお問い合わせください

■JBC(Japan Business Club)公式HP
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MBAとビール文化

こんにちは。Class of 2020 のTNです。今回の記事ではビールに関する話題を集めてみました。

MBA生活とビールなんて関係あるのか?と思われた方も多いのではないでしょうか。ですが、毎週木曜日のClosing Bellの場で、普段の教室のすぐ隣にビールが用意されています。もちろんアルコールを飲まない人もいますが、ビール自体が会話の話題になることもあるので是非紹介させていただきます。

・交流の場でのビール
MBA生活の中で、私がまず驚いたのはClosing Bellでした。Closing Bellとは毎週の授業終了時(木曜日の夕方)から、Owenの敷地内で学生同士交流する場です。ビールを含むアルコールが提供されるので、飲み物片手に皆で疲れを忘れ談笑する場になっています。また、Closing Bellの場でクラブ活動の紹介、企業のインターンシップ紹介、そしてダンスやバンドのショーなども催されます。

Closing Bell以外にも、採用活動目的で来られた企業の方々と立食形式で会話するというような機会もあります。キャンパス内の様々な場面でビールに遭遇することになり、MBA生活とビールは切っても切れない関係なのです。

・ビジネスとビール
Closing Bellで出されるビールは普通のラガービールですが、アメリカではクラフトビールがブームです。日本でもクラフトビールが流行りつつありますが、それに先駆けてアメリカでは市場が急成長していて、レストランやバーでも様々なビールを目にします。アメリカのクラフトビールの生産量は2012年頃から急速に増え、現在の生産量は当時の約2倍とのことなので驚きです。

ナッシュビルにも有名な醸造所がいくつかあり、その1つがYazoo醸造所です。こちらの醸造所は数種類のビールを生産しており、レストランやバー、そしてスーパーなどでもよく見かけます。このYazoo醸造所ですが、実はOwenの卒業生Linus Hallさんが2003年に設立したのです。わずか15年ほどの期間ですが、Yazooは立派なブランドとして確立されています。醸造所では工場見学もしているので、ナッシュビルにお越しになる際は立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。

・ビールのボキャブラリー
レストランやバーに行くと、日本よりもビールのラインナップが多いです。良く目にするのは下記の種類のビールかと思います。
・ラガービール:日本の大手企業が出しているビールの種類。日本で良く口にする種類のビールです。
・Pale Ale(ペールエール):ラガービールよりも濃い色で味もしっかりしています。赤銅色であることが多く、ほんのり柑橘系の香りがします。
・IPA:ホップを多く使用し、苦味が強いビール。アルコール度数も高めです。

私はIPAが好きなのですが、同級生がIPAの味の表現にearthyという言葉を使っていました。IPAのしっかりとした香りと苦味が、土のようだという意味のようです。ワインの表現にも使われるようです。どんな種類が好きか、香りや味はどう感じたかということを英語で表現できるようになれば、友人との会話がより一層楽しくなりますよね。

以上、アメリカでの生活をビールという視点から紹介しました。飲み過ぎには気をつけて、皆さんも是非アメリカのビールを楽しみに来てください。

参考:
BREWERS ASSOCIATION
Owenの卒業生Linus Hallさん

■JBC(Japan Business Club)公式HP
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米国テネシー州ナッシュビルにあるVanderbilt大学Owen経営大学院の日本人在校生によるブログです。

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