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Go 'Dores! Vanderbilt MBA JBC Blog

Vanderbilt大学MBA(Owen)の在校生などが、日々の学校生活やナッシュビルの情報をお伝えします。

Executive MBAという選択肢




Class of 2020のMです。が、私の情報はStudent Dataの所にはありません。というのも、、、私はMBAはMBAでも『Executive』MBAの生徒だからです。Executive MBAって何?Executiveの為のMBA?生徒はみんな役員レベル??いわゆるフルタイムのMBAとの違いは何??その辺りの疑問に答えたいと思います。またこの情報が現在MBA留学を考えられている方のみならず一度留学を諦めた方にも新しいオプションを提供できることとなれば非常に嬉しいです。そして私のようにMBAなんて考えてなかった人にも。

Executive MBAとは仕事終わりの平日の夜や週末に授業が行われる『社会人MBA』の事です。私もいくつか受験しましたが、平日の夜に2回クラスがある大学もあれば、週末だけの大学もあります。また全てオンラインでやれる大学もあります。

■Vanderbilt Executive MBA概要
VanderbiltのExecutive MBAは基本的には隔週の土曜日、朝7時50分~夜6時30分までのクラスです(6コマ)。オンラインでは無く、全員が教室に集まっての授業となります。社会人が対象ですから、学生の多くはVanderbiltが位置するテネシー州ナッシュビル近郊に勤務しています。おおよそ2割程度の学生が州外から週末のみ通学しています。
2週間に1回の授業は一見余裕があるように思えますが、予習、復習、宿題(個人、チーム)、テスト勉強、を通常の仕事に加えてこなそうとすると意外と時間はありません。また平日も1~2回チームで集まります。
https://discoverbusiness.vanderbilt.edu/Executive MBA/


■Executive MBA入学のきっかけ
私は2017年4月より日系企業北米拠点に赴任してきました。赴任後、下記の理由でGMAT, Essay, Interview等の受験勉強を赴任後の2017年10月よりスタートし、2018年2月にVanderbiltに合格し、2018年7月よりClass of 2020として勉強しています。
• 30歳台も中盤を迎え、Senior Managementになっていく中、今一度勉強をしておきたいという思いがあったこと。財務諸表も読めないManagementになりたくない!(日本にいる時からそれは思っていて、2016年より中小企業診断士の勉強をスタートしていました。それまでは大学卒業後一切そういった勉強はしてません。)
• アメリカは日本のように夜中まで働く文化は無くアフター5の自由度が大きかったこと。
• Vanderbiltというアメリカ東南中部ではナンバー1であり、アメリカ全土でも知らない人がいない非常にレベルの高い大学が近くにあったこと。

■Executive MBAクラスメイト
クラスは面倒見が良いと言われるsmall schoolのVanderbilt MBA(フルタイム)よりもさらにサイズが小さく、Executive MBAは50名以下です。クラスメイトはテネシー州のメジャー産業であるヘルスケア系の社会人(医者が5人程度います。)及びテネシー州には日産自動車やブリヂストンの北米本社や工場がある事から自動車及び自動車部品系メーカーの社会人が多く、ユニークな企業では同じくテネシーに本社があるウィスキーのジャックダニエル、ギターのギブソン等からも生徒が来ています。またアメリカらしく現役を含む軍隊経験者も5人程度います。平均年齢は、おおよそ35歳で、MBAの平均年齢よりも7歳程度上の年齢層となっており基本的にマネジャー以上の役職で、一部社長、役員等のSenior Executiveもいます。平均社会人経験が5年前後のMBA(フルタイム)の生徒と異なり、Executive MBAは社会人経験が15年程度でしかも現役の社会人ですので、ケーススタディやそのソリューションが本当に『リアル』に実施している内容をお互い出し合って学びあうことが可能です。これが一番のExecutive MBAのProsだと思います。

■Executive MBAのPros Cons
(Pros)
意識のものすごく高い社会人が集まっているのでみんなの学ぶ意欲が高いです。幸か不幸か全くもってサボれません。またケースのみならず、先にも言いましたように各々の企業が実際に現在取り組んでいて、それを立案したりジャッジする立場の人たちが生徒なわけなので、本当にリアルな学びや刺激を得ることができます。
自分を含めみんな仕事がある中、ハードな個人宿題やチーム課題、テスト勉強をこなす必要があります。物事の優先順位を付ける能力、チームマネジメント力が格段に上がります。
MBA(フルタイム)に比べ留学生が基本ゼロでローカルの社会人ばかりなのでクラスでは全く私を外国人として扱ってくれません。ネイティブ英語についていくのがすっごくしんどいですが、、、その分成長も大きい。

(Cons)
Prosの裏返しになりますが、ローカル社会人が殆どですから多国籍なクラスではなく、8割以上がアメリカ人という感じです。それ故、MBA(フルタイム)のようにグローバルに友人ができるわけではありません。ただ、2年目にGlobal Trackのコースを選べば、カナダ、メキシコ、ブラジルの大学と1年を通して実際の現地へのTripを含め協業を行いますのでそこで補填することは可能です。私はそちらのコースを選択しています。
基本隔週のクラスですが、授業料はフルタイムMBA(月~木授業)と変わりません。

■Executive MBAは海外赴任者に最適
私のようにグローバルにビジネスをやっている企業で海外赴任される方にはこのExecutive MBAは本当にお勧めです。アメリカに関わらず日本より海外で働く方が多くの場合時間的余裕があると思いますし、赴任されている分、給与面も比較的手厚く学費に回せるお金も多いはずです。日本ではExecutive MBAはそんなにメジャーではありませんがアメリカやヨーロッパでは誰もが知っていますし現地のManagementも非常に高く評価してくれます。
海外赴任によって生まれた少しの余裕のある時間とお金を何に使うべきか?家族と過ごす時間を増やすのも良し、ゴルフを始めるのも良し、貯金するも良し。ただ、人生まだ折り返しにも来ていない方が多いと思います。その残り半分以上の人生に『今でしかできない将来への投資』をやりませんか??
MBAやExecutive MBAは今しかできないわけではありません。ただ、日本から自費でMBA留学をすると学費以外にも家賃や生活費、車代などが必要で、学費を含め総額約3000万円以上のコストがかかると言われています。一方で、海外赴任者は学費しか考える必要がありませんし、その上働いていますので給与も出ます。たしかに、1000万円を超える学費は確かに高額です。しかし、海外赴任できるような人財であれば、、、MBAを取れば全然ペイできると思いますし、ある意味、最もレバレッジの効いたリスクの少ない投資だと私は思っています。


■JBC(Japan Business Club)公式HP
http://www2.owen.vanderbilt.edu/owenclubs/japanese/jp/1_home.html

College World Series優勝

今期のヴァンダービルド大学野球部のハイライト


こんにちは。Class of 2020のTKです。

2019 年6月にアメリカの大学野球トーナメントであるCollege World Seriesにてヴァンダービルト大学が優勝し、大学全体で盛り上がりをみせました。日本での学生野球といえば、大学野球というよりも甲子園球場での高校野球ですが、アメリカでは大学野球が全国レベルのイベントになっています。(野球に限らず、フットボールやバスケットボール等の大学スポーツの規模も大きいです。)このCollege World Seriesは毎年6月にネブラスカ州オマハで開催され、全米から勝ち上がった8チームがトーナメント形式でアメリカ大学野球のチャンピオンシップを目指します。実はヴァンダービルト大学の野球部はメジャーリーグ選手を輩出するなど、ハイレベルに活躍している大学なのです。

アメリカの大学スポーツの概要ですが、野球に限らずフットボールやバスケットボール等スポーツ全般を統括するのがNCAA(National Collegiate Athletic Association)という組織です。各大学は大学規模や実力に応じてDivision 1 からDivision 3と呼ばれる区分(Division 1が最上位の区分)にクラス分けされています。College World SeriesはDivision 1の大学野球チャンピオンを決めるトーナメントです。また、NCAAとは別にDivision 1の大学の多くは地域ごとの大学スポーツリーグ(カンフェレンス)に所属しており、各カンフェレンスがそれぞれリーグ戦・トーナメント戦を開いています。ヴァンダービルト大学はSEC (Southeastern Conference)と呼ばれるアメリカ南東地区の14大学で構成されるスポーツリーグに所属しており、2019年はこのSECでの野球トーナメントでもチャンピオンに輝いています。

College World Seriesのトーナメント決勝戦は3試合予定されており先に2勝したチームが優勝となります。ヴァンダービルトの決勝戦の相手はミシガン大学でした。第1戦に敗退したヴァンダービルトでしたが、第2、3戦と勝利をおさめ2014 年以来2度目の全国制覇となりました。

アメリカに来られた際は、是非大学スポーツにも注目してください。4大スポーツのニュースは大学内のみならず、一般のニュースになるほどの話題でアメリカのスポーツ熱を感じられます。

優勝セレモニーの様子です。


■JBC(Japan Business Club)公式HP
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Exchange Programs

こんにちは。Class of 2020 のDAです。今回のブログではOwenのExchange Programs(交換留学プログラム)について紹介させていただきます。

Owenでは実施時期により大きく分けて2種類のExchange Programsを用意しています。1つは夏休み中の5月または6月に実施するMaymester、もう1つは2年生のModule 3(1月~2月)に実施するChileでの交換留学です。Maymesterはオーストリア、ドイツ、ノルウェーなどのヨーロッパと中国の学校の協力で行われるプログラムで、2~3週間現地で実施されるプログラムに参加します。各校のプログラムにはそれぞれ特色があり、例えばオーストリアの学校はInnovationに特化した学習を行います。一方、Chileでの交換留学は渡航期間は約4週間ですが通常の授業を2週間程度で修了する密度の濃いプログラムで、授業期間以外はChile周辺の観光を楽しめると昨年の参加者が話していました。

私は6月24日から3週間にわたりフランスでのMaymesterに参加しています。このプログラムはパリ近郊にあるESSEC Business Schoolの協力で行われており、ヨーロッパのビジネス環境や交渉習慣、さらにはESSECの得意とするLuxury BrandのStrategyやManagementを学ぶものです。プログラムの参加者は約40人ですが多様性を保つためにOwenからの参加枠は1名のみとなっており、他の学生はアメリカ、フランス、イギリス、イタリア、トルコ、シンガポール、オーストラリア、インド、中国、韓国など19か国から参加しています。このブログを書いている時点ではまだプログラムが始まったばかりのため学習内容を深く紹介することができませんが、1年間Owenで学んだことが他校でも活かせること、学校の雰囲気が違うことを感じています。1つの学校のみではなく他校を知ることで、自分自身のこれまでの学びと学習へのモチベーションを見直すとても良い経験になっていると思います。

私費の学生にとってはインターンで忙しく、社費の学生にとっては本当に長い夏休み。学生生活の折り返しとなるこの期間を有意義に過ごせればと考えています。最後まで読んでいただきありがとうございます。日本で起きた地震などの自然災害のニュースはこちらにも届いています。また、蒸し暑い時期でもあります。お体ご自愛ください。

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Leadership Development Program

Class of 2020 のYKです。
今回はOwenの重要なプログラムの一つである、Leadership Development Program (LDP)を紹介させて頂きます。この目的は、Owenの学生が将来会社をリードする際に必要となるリーダーシップについて、対話を通して理解を深めていくという、とても興味深いセッションです。これは授業とは独立したプログラムで、自身の興味に合わせて1:1で行うIndividual approachかグループで行うShared approachを選択することができます。詳細は下記URLをご参照ください。
https://business.vanderbilt.edu/mba/leadership-development/year-one/

私の事例を紹介させて頂きます。私自身の興味として、過去の仕事経験の中で直面した問題や、答えのない今後の課題について考えを深めたいという思いがあり、プロのカウンセラーとのIndividual approachを選択しました。そこでの議論はとても興味深いものでした。(時間の使い方は千差万別ですので、あくまで私のケースです。)まず、自分が過去に経験した問題の中で答えがないもの、答えが一つに定まらないものを明確にした上で、カウンセラーとの議論に臨みます。セッションの中でその問題を彼女に伝えると、彼女は必ず私に逆質問をします。例えば「あなたならどういう答えが考えられるか?」「なぜそれを問題だと思ったのか?」「Owenでの経験の中でその問題解決に役立つものはあるか?」などです。そのセッションの中で、彼女は決して自分の意見を言わず、絶妙な質問で常に私に答え促してくれました。それは、リーダーシップの定義は個人によってそれぞれ異なり、その人にしか答えは導き出せないという思いを彼女自身が抱いているからです。時にはたった一つの質問に対して1時間を費やしたこともありましたが、たどり着いた答えは非常に納得のいくもので、彼女の質問の巧妙さに舌を巻いたこともありました。

またLDPが成功している重要な要素として、LDPチーム(Melinda, Emiko, Laura)の存在があります。リーダーシップという切り口ではなくとも、(ただの雑談でも)いろいろ相談に乗ってくれます。学生とLDPチームとの信頼関係が、よりこのプログラムを充実したものにしていると感じます。ハードスキルとしての学業と並行して、自身のソフトスキルを洗練させるという意味で今後もLDPプログラムを大いに活用したいと思います。

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卒業を控えて

こんにちは。Class of 2019のAiです。
今週で最後の授業を終え、最終試験を残すのみとなりました。今回の記事では、2年間のMBA留学を振り返ってみたいと思います。

まず、フレキシブルに授業を選択できるOwenのMOD制のおかげで、志望していたFinanceの専門知識を深めるとともに、これを軸に戦略論、人事戦略、オペレーションなど幅広く学ぶことができました。自分の得意分野を深化するとともに、広く学ぶことができたのは、短期的、長期的視点から、卒業後のキャリアに多いに役立つものと考えています。2年という短期間で、基本知識・フレームワークを学び、多くの実企業のケースに触れ、濃密なプレゼン、ディスカッションを通して体得するというプロセスは、MBAならではであり、改めて効率的かつ実践的な学びの場であった、と痛感しています。身近にいつでもサポートをしてくれるOwenの教授陣にもとても感謝しています。

また、MBAといえば、チームワークが基本であり、チームビルディングがとても重要となりますが、いろんなチームメートを通して、リーダーシップスタイルや学生の出身国のお国柄を感じるのも面白く、チームメートから学ぶべき点も多くありました。時に思いもよらないアクシデントやメンバー間の衝突にも遭遇しましたが、日本では体験できない、ダイバーシティの中でのチームワークの重要性を体感しました。そのような中で、期限内で最大効果を得るには、自分がどのように行動すべきか、自分の立ち位置も念頭において臨むことができた点も有益でした。授業外でも、Japan Business Clubのボードメンバーとして、特に2年目はアメリカ人メンバーとの議論を通して、日本人だけでは思いつかないような発想、意見に刺激を受けながら、新しいイベントを企画・開催することができたのも楽しく、非常に良い経験でした。

アメリカを知るという観点からは、子供の学校生活を通しても多くの気づきがありました。例えば、ルールを守る、課題に取り組むなどを達成してごほうびがもらえる制度、ごぼうびとしてのPajama PartyやPancake Party、自分の好きなものをクラスの前で説明するShow&tell、仮装パレードやTeacher Appreciation Dayなど、アメリカ特有のイベントを体験し、日本との文化や考え方の違いを感じ、多くの学ぶべき点を知りました。全く英語が話せない状態から、ローカルの学校に2年間通った子供も、今となっては多くの友達に囲まれ、学校に楽しく通っています。英語の習得以上に、さまざまな人種に囲まれた学習環境は子供の柔軟性を養い、幅広い視野を培うことができる、とても貴重な経験であったと思います。

さらには、住環境という観点から、ナッシュビルは家族で安全・安心して過ごせる場所で、留学先としては非常に満足のいくものでした。ダウンタウンがある一方で、大きな公園も多く、1時間ほど車で走れば、川遊びやキャンプができる国立・州立公園が点在しています。お友達家族と近郊でキャンプをしたり、長期休みには足を伸ばしてロードトリップをしたり、家族で安全に充実した生活を送ることができました。

このように、MBA留学では刺激的で、非常に内容の濃い2年間を過ごすことができましたが、その中でも、学校内外の活動を通して築くことができた交友関係は、日本にいては決して得られるものではなく、私にとってもかけがえのない財産になるだろうと感じています。

■JBC(Japan Business Club)公式HP
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